倖和（サチナゴム）の妄想小説・・・

日本では法律が追い付かない事情もあって自動運転はあまり役に立ちません。また駐車アシストの性能も満足できるものではなく、使用するには気を使います。自分でハンドルを握って止めた方がはるかに効率がいいです。

　テスラは自動運転に力を入れています。本国アメリカではかなりの水準に達していると動画に挙げられています。特徴はミリ波レーダーとかライダーとかそういう電波を使う仕組みを捨て去り、画像解析一本のみで情報を統括するシステムを採用しました。その方が自動運転の情報処理がすっきりするのだそうです。

　確かに私たちは目で見て運転します。目をつむっては絶対無理です。視力は運転にもっとも必要な条件です。ただし見てるというだけでは不十分です。状況判断も瞬時に適切に行わなければなりません。しかし、本当に視力だけで十分でしょうか。私は音も重要な情報だと思います。車の中では確かに外の音は聞こえにくいところもありますが、視界の外で目に見えないものでも音を出しているものがあります。また車の走行音や装備の動作音のおかしさから故障を発見することも多いです。音は重要な情報なのです。

　人の耳に聞こえにくい音も安全のためには必要なことがあります。その方向、音の種類から危険を予測するのです。住宅街で歩行者や自転車などの出す音の方向、大きさをリアルタイムで感知できればそれだけ危険予知の可能性が高まります。

　自動運転において視覚だけに頼ったシステムは不十分だと思うのです。音の解析は大変な情報量が必要になりますが人体に害の少ない超音波のようなものを活用すれば飛び出しによる事故も防ぐことができるしょう。

　実際アクセル、ブレーキの踏み間違いは突然視界に不都合なものが飛び込んできたことがきっかけで起きることが多いです。予期しなかった突然のことで動転しパニックになりあわてて操作ミスが幾重にも重なって起きてしまうのです。見えないところからでもあらかじめ音によって接近するものを探知しそれを知らせる仕組みがあればドライバーにも心の準備ができます。それだけでも安全性は高まるでしょう。

　自動運転にはぜひ潜水艦のような音による探知システムを工夫してほしいと思います。ただ老人ドライバーの多くが利用している安価な軽自動車にそのような音による安全システムが搭載されるというのはなかなかないとは思いますけどね。

Destiny 体験版を遊びつくしてみた。
貴婦人の乗馬他　オーケストレーション

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↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります！
もう一つのアリとキリギリス
by 倖和（サチナゴム）