テーマ:自転車(12739)
カテゴリ:自転車
今季初レースのチャレンジロード(修善寺)に参加してきました。
ケガ(左腰、右膝、ハム)の影響で結果を求められる状態ではとてもないので、レースの雰囲気を味わい、どのくらい走れるのか確認することを課題として。 A‐Eクラスは14時スタートなので、早起きしないでいいのは助かります。 いつも通り、輪行。 9時東京発の踊り子号(指定席満席)で修善寺直通(2時間強) ゆっくりストレッチ、キネシオテープをハム、右腸脛靭帯に貼り、ホットクリームを塗ってからウォーミングアップ。 いつも通り、最後尾からのスタート。 スタートの下りが終わってからの登りでは、ハムをひどい状態にしないように気をつけながらも何人か抜いて走れる。 一周目のラップは7分半程度だったようで、やはり速い。 心臓破りの坂でついていくことをあきらめ、3周ゆっくりと走ったところで、女子クラスの先頭に追いつかれ終了。 もしハムの痛みがなくても、肺が苦しかったので練習不足は明らか。 集団のペースは確かに速かったのですが、決して異次元ということはなく、ハードに練習している時はこれを走っていたのだなあ…と、当事者感覚が薄かったのが正直な感想。 やはり、厳しい練習を自分に課さなければ、レースは走れない。 幸い、ケガはひどくならなかったようなので、6月の全日本実業団TTへ向けて計画的に練習をして行こうと思います。 レース後は、修善寺温泉観光。 サイクルスポーツセンターには何度も来ているのですが、修善寺温泉に行くのは初めて。 筥湯(はこゆ)という所が、開湯千二百年記念のため無料でした。 シンプルな解放感のある檜風呂。 熱すぎる訳ではないが、半身浴でも充分に身体が温まります。 (ほんの少し、塩素臭が気になったかな?) 温まった身体で、観光ガイド通りに、石畳の道を修善寺散策。 源頼家の墓は自然の緑に囲まれ静かな雰囲気。 立っていた句碑は 谷川や月のはこびも九折(つづらおり) 假名垣魯文(かながきろぶん) クライマーは九十九折という言葉に反応してしまう、というのもありますが、いい句だと思います。 「竹林の小径」は川のせせらぎが素晴らしいBGMとなって、趣があります。 「修善寺」は山を背にした素晴らしいロケーションに建っています。 自分が一番よかったと思ったのは、「日枝神社」 巨木が何本もあり、すごい迫力に圧倒されました。 一位樫という大きな樫の木があったり 夫婦杉は幹が二股に分かれていて、その間を通り抜けられるようになっています。 東京に比べ桜はまだこれからでした。 一番有名な「独鈷の湯」はすっかり忘れていて、見逃してしまいましたが、日曜の夕暮れ時というせいか、どこも独占状態で、ゆっくりと散策を堪能出来ました。 川のせせらぎ、鳥の声、虫の音・・・ 初めて行った修善寺は小さな町でしたが、上品に統一され、落ち着いた和の雰囲気がとても素敵な所でした。 この温泉場は、山と山が抱合っている隙間から谷底へ陥落したような低い町にあります。一旦そこへ這入った者は、どっちを見ても青い壁で鼻が支えるので、仕方なしに上を見上げなければなりません。俯向いて歩いたら、地面の色さえ碌に眼には留まらないくらい狭苦しいのです。 夏目漱石「行人」より 青空文庫 人気blogランキング「自転車カテゴリー」へ 本日もノーライド お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 4, 2007 01:24:41 AM
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