カテゴリ:読書
かなり間があいてしまいましたが、こちらの続きです。
さらに読み進み、『コリオラン』という詩を読むと、もしかしたら寺山修司はエリオットの影響が強いのではないか、と思いました。 ライフル銃とカービン銃が五、八〇〇、〇〇〇 機関銃が一〇二、〇〇〇ってのが12行あったり。寺山的じゃないっすか~~。 『わたしが涙で最後にみた眼』という詩がまた、クルツ的に思えました。 わたしが涙で最後にみた眼 離別のなかで ここ死の王国に 黄金のまぼろしがあらわれる わたしには、眼はみえても涙はみえない これがわたしの悲しみ 『岩の合唱』も良かったです。以下引用。 つぎに、みなさんは荒野をさげすみ、ないがしろにします。 荒野ははるか南の熱帯地方にあるのではありません、 荒野は町かどをまわったところにあるだけでなく、 荒野はみなさんのまぢか、地下鉄のくるまのなかにひしめいています、 荒野はみなさんの仲間の心のなかにあります。 最後に『ドライ・サルベージェス』より、美しい表現を引用して終ります。 海の悲鳴は、よく同じ時に聞かれはするが 別々の声なのだ―索具におこるすすり泣き、 うなもに砕ける波の脅迫と愛撫、 みかげ石の歯を打つはるかなとどろく波音、 そして近づく岬からの悲しい警告、 これがみな海の声だ、それからうねりにもち上げられ 家郷をふりむく吹鳴ブイも、かもめも…… もの言わぬ霧の重さに つきならす鐘の 計るのはわれらの時ならぬ時、ゆうゆうと行く 底波の打ちならす、時は 時計の時よりも古く、気づかう女たちの 数える時よりなお古い―― 寝がてに臥せて、かれらは未来を計る 過去と未来とをほどき、ほぐし、ほごし またつなぎ合わせてみようなどする ま夜中と明け方のあいま、過去はことごとく気のまよいで 未来に未来のない、朝まだき 時は停りかつ時は終りを知らない そしていま在りまた初めから在った底庭が 鐘を 鳴らす。 『地獄の黙示録』関連、残るはフレイザーの『金枝篇』ですが、長そうなので躊躇しちゃいました。でもおもしろそうだなー。 荒地・ゲロンチョン増補新装版 *フェルメール、新日曜美術館の感想も合わせて書きたかったんですが、時間がなさすぎ~~明日書けたらUPします。 *ったく、何故こんな目に!と、こういう事が起こる度に思うのでありますが、誰を恨む事も出来ず、じゃあ自分が悪いのか・・・と。ふいに起こる出来事にまで慎重に注意って出来ないっすよね。生活の中で何事にも注意をはらうってのは不可能です。 下を向いてタオルで頭をふいて、ふとフロを出ようとした時に角に頭をぶつけて激痛~~・゚・(ノД`)・゚・の私に愛の1クリックを~~~。 お財布ベスト20! バッグベスト20! こういう柔らかい革の感じがとっっても好き♥ クリスマスケーキ 登場~♪ 最大10倍ポイントアップ祭11月23日(金) 9:59まで 選べる8種類 20タイプ ~ 冬のバッグ特集♪ ~ ついに14万個突破!!【楽天No.1】ハンバーグステーキセット(8個入)送料無料!初めての方限定36%OFF!お得さ福袋級♪無添加・牛100%、洋食の決定版!激安お試しセット アージュクルール[アージュスティック「ヴェル」] 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 21, 2007 11:27:57 PM
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