|
テーマ:アニメあれこれ(26117)
カテゴリ:世界一初恋 ・BL
純情ロマンチカの第3話を見ました。
第3話 叩けよさらば開かれん 『誘ったのは俺からだった』 上條弘樹は幼馴染である宇佐見秋彦に長年片想いしていたが、報われることはなかった。 公園で泣いていた弘樹は草間野分に泣いてる姿を見られてしまう。 野分は児童擁護施設「草間園」出身で、台風の日に施設の前に捨てられていたことから野分と名づけられたらしい。 妙なカリスマでもあるのか、何故か大企業の社長達に気に入られていた。 野分は弘樹に一目惚れしたことから、大検受験を名目に強引に家庭教師を頼み込む。 強引な野分に仕方なく家庭教師を引き受けることにした弘樹。 「ヒロさんは可愛いです」 「人を上から見下ろすんじゃねえ!!」 弘樹が帰宅すると野分は来ていたものの、6つも掛け持ちしているバイトで疲れて居眠りしていた。 寝ている野分を見ながら、秋彦とどこが似てるのかとか弘樹が考えていると、野分が目を覚まし、顔を洗っている間に採点してやると言う。 弘樹は野分が秋彦の著書を読みかけていることに気づく。 「ヒロさん、この人好きなんですね。同じ本が3冊ずつあるし、この人も現役帝都大生なんですってね?ヒロさん、会ったことあります?」 弘樹は幼馴染なんだと答えつつ、明らかに暗くなっていた。 『秋彦の恋が叶わないと知った時、俺はそこに付け込んだ…。その瞬間、こいつが激しく後悔していることに気づく。好きでもない奴を身代わりに抱いて、孝浩を汚したと思っている。それでも孝浩への欲情は止められず、それが自分自身を一層傷つける。大切だから触らない、壊したくないから告白しない、報われない片想い…。俺はお前の気持ちが痛いほど分かるよ、そして…その優しさが俺を傷付ける』 野分がお風呂から上がると、弘樹はアイマスクをしては寝ていた。 「秋…彦…」 寝言を言っている弘樹にそっと口づける野分。 「秋彦ってあの幼馴染の方ですか?寝言言ってました」 「お前に関係ないだろ」 「俺、ちゃんと言わないと気付いてくれなさそうだから…ヒロさん、俺は…」 そこに秋彦が心配して訪ねて来てくれるが、強がりなことを言う弘樹。 『秋彦は、優しい…。だから堪らなくなる。触るな…その声で、俺の名前を呼ぶな…。その気がねーなら、優しくすんな』 「すみません、ヒロさんは俺が貰います」 「馬鹿野郎!!絶対今の勘違いされたって!!」 「好きです。ヒロさんに家庭教師を頼んだのは、ヒロさんに一目惚れしたからです。俺、時間欲しくてバイト二つ辞めました。勿論勉強をしたいからです。でも本当の一番は、ヒロさんに一分でも多く会いたいからです。初めて会った時、ヒロさんは泣いていた。原因は宇佐美さんですよね…?」 「関係ねえ」 「何があったのかは聞きません。でも俺は絶対にそんなことさせない。俺はヒロさんの泣き顔に惚れました。でも、ヒロさんには笑っていてほしいんです。俺は宇佐美さんの代わりになれますか?」 「か、帰れ!!帰れ、帰れ!!二度と来んな!!」 花屋の目の前のカフェに帽子をかぶって変装をして、自分の行動に疑問を抱いている男が一人いた。 『な、何やってんだ、俺は…。何で変装して野分のバイト先の前のカフェにいる!?どうでもいいとか言っといて、結局、野分のこと気になってるのか…俺…。ないないない、それだけは断じてない!!つーか、ありえない!!マジでたまたまたまたま偶然入ったカフェが野分のバイト先の前だっただけで…』 一人でカフェの中で赤面して悶々としていると、野分の前に可愛い女子高生が集まっていた。 『何で女子高生相手にヘラヘラしてんだよ!?お前は俺が好きなんじゃねーのかよっ!?鼻の下伸ばしてるんじゃねーよ、野分の分際で!!』 激しく弘樹はムカつき始めていたが、そんな自分に落ち込んでしまう。 弘樹は家に訪ねてきた野分にドアを閉めようとするが、無理やり開けられてしまう。 「ヒロさんに会いたくて…。二度と来んなって言われて目が覚めました。宇佐美さんへの対抗意識で焦って告白したことを後悔してたんです。でも、ヒロさんを諦めることは、どうしてもできません」 「な、何なんだよ!?お前!!この間からわけのわからないことばっかり言いやがって、ふざけんな!!」 「でも、花屋に来てくれましたよね。俺、めちゃくちゃ嬉しかったんですよ…。ヒロさん、もう一度言います…好きです」 「…お前、マジ直球すぎ」 「こういうの、嫌ですか?」 「つーか、こういうの、慣れてないから…」 「俺が慣れさせてあげます。今までが思うだけだったのなら、これからは俺に想われて下さい。好き、ヒロさんが好き。だからヒロさんも俺を好きになって下さい」 野分に抱かれる弘樹――。 『野分の意味は台風。いつの間にか巻き込まれていく。煽られて、乱されて、気がつけば、落ちている』 野分はバイト先の店長から花束を受け取る。 「はい、お前にだとよ。送り主は文京区の上條弘樹さん。メッセージもあるぞ。『大検合格おめでとうございます、以下略』何だこりゃ、友達か?」 部屋で待っていた弘樹は、照れ隠しで雑誌を読んでいたが逆さまだった。 6年後──。 しばらくして、いなくなっていた野分がNYから帰国するとハガキが届く。 次回、「案ずるより生むが易し」 純情ロマンチカ 限定版DVDvol.1←DVDの映像はディレクターズカット版らしいので、カットされたシーンなどはDVDで見ましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 25, 2008 09:43:06 PM
[世界一初恋 ・BL] カテゴリの最新記事
|