先日の夕方、かねてから狙っていた川に行ってルアーを引いてみました(写真)。狙いはアマゴ。こんなに暑い真夏でも、朝と夕方は釣れます。もちろん、腕と経験は必要(笑。
で、朝の釣りはともかく、夕方はどんどん暗くなり足元も不案内になるので、私はいつも手短にすませます。ま、30~40分で掛からなければ、その日は諦めます。でも、これまでの経験から大体このくらいの間にアタリます。下流からポイントを攻めていくと、えん堤の下の長い瀬に出ました。道路からちらりちらりと見えていたところです。その瀬の中に一カ所深いよどみが見えます。深さを知りたいのでもうちょっと近づきたいんですが、渇水してるし、シャローに良型がでていると追い込んでしまいます。風もないし、ここは3・5グラムのスピナーで大遠投。サミングで着水を調整しながら少しずつ岸から流芯へ―。「お、根がかり」と思った3投目。グーンと強い引きがきてリールがきしみます。「いるじゃん、いるじゃん。ま、こんなもんさ」と嘯きながらリーリング。「えっ」。なんと、魚はグングン下流に走ります。「おい、おい、いいじゃん。デカいじゃん」尺モノの手応えに笑いがこぼれ、思わず独り言。背中にはネットもあるし、この程度なら1、2度空気を吸わせれば楽にランディングできるでしょう。足元まで引き付けるとバシッと水面で跳ね、銀輪を光らせました。「あれ、えらがかりだ」。と思った途端、着水と同時にフックが外れさよーならーっ(涙。太公望の自信が一気に崩れました(爆。