テーマ:聖書からの日々の御言葉(206)
カテゴリ:聖書に親しむ
ヨエル書を読了したので、感想を書いてみます。
ヨエル書は、前回のホセア書と同様に、預言書(十二小預言書)に分類されています。 以下は、【この本からの引用】と【上記の感想】です。 【この本からの引用】 かみ食らういなごの残したものを/移住するいなごが食らい/移住するいなごの残したものを/若いいなごが食らい/若いいなごの残したものを/食い荒らすいなごが食らった。(1章4節) 【上記の感想】 いなごの連鎖という感じです。 私が読んでいるのは新共同訳ですが、ここを他のある聖書には、次のように書かれています。 「かみ食らういなごの残したものは、群がるいなごがこれを食い、群がるいなごの残したものは、とびいなごがこれを食い、とびいなごの残したものは、滅ぼすいなごがこれを食った」 いずれにせよ、いなごの連鎖です。 このいなごは、アッシリアやバビロニアを差すとの説があるようですが、深入りは止めて、いなごを調べてみます。 『出エジプト記』の10章に書かれていますが、いなごの大群とは私達の想像を絶する規模であるようです。 とりあえず、引用してみますが、「いなごが地の面をすべて覆ったので、地は暗くなった。いなごは地のあらゆる草、雹の害を免れた木の実をすべて食い尽くしたので、木であれ、野の草であれ、エジプト全土のどこにも緑のものは何一つ残らなかった」と。 あるHPによると、いなごは、何らかの理由で食べ物が急減すると攻撃型に変態して大群で長距離を飛行し農作物を荒らし回るとのこと。 そして、普段は食べないような葉っぱまでたべるようになると、書かれています。 いずれにせよ、恐そうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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