テーマ:食べ物あれこれ(49945)
カテゴリ:食物と健康
1589年(天正17年)、和歌山の駿河屋岡本善右衛門によって「煉羊羹」がつくられた。煉羊羹は寒天に餡を加え、さお状に固めたものである。こうして羊羹は日本独自の菓子となった。 江戸時代は煉羊羹全盛時代であり、江戸本郷の藤村羊羹をはじめ、多くの名舗が現われた。一方、伝統的な蒸羊羹は下物とされ、関西では丁稚羊羹と称された。 1861年には、寒天を減らし、水分を多くした水羊羹が江戸清寿軒でつくられた。また、この時期には金玉かん、淡雪かん(メレンゲを寒天で固めたもの)、みぞれかんといったあらたな羊羹も登場した。(ウィキペディアより) 【上記の感想】 居住する千葉県で比較的知られている羊羹屋さんに、「米屋」がある。 今回食したのは、米屋の「姫羊羹」の中の「小倉」と「大島」。 大島というのは黒砂糖を使った煉羊羹で、私の記憶では今回初めて食した。 上記は、日本の羊羹の歴史の一部を抜書きしたものだが、現在の煉羊羹の原型と言われるものは、16世紀の後半に出来上がったようである。 水羊羹になると、もっと最近になり、19世紀の後半になりますか。 庶民の口に入るようになったのは、おそらく江戸時代のことになろうが、それでも日常的に食しうるものではなかったと思う。 煉羊羹と水羊羹は、寒天の添加量により、作り分けるようだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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