テーマ:小売業(885)
カテゴリ:小売業
【決算】5月
【設立】1991.4 【上場】2004.11 【特色】九州地盤のドラッグストア。食い合いおそれず小商圏に大型店多店舗展開。ディスカウント徹底 【連結事業】医薬品18、化粧品13、雑貨17、一般食品51、他2 【最高益更新】店舗純増52(前期49)。食品、雑貨中心に好伸、期初は震災特需残り価格競争軽減し既存店好調。PB品比率の上昇で粗利率改善。出店費用かさむが物流費や人件費の抑制進み営業増益。会社計画に上振れ余地。最高純益更新続く。連続増配。 【効率化】九州500店ドミナント推進と同時並行し近隣店舗同士の協力関係強化。人員融通、共同配送で販管費削減進める。 (会社四季報2011年12月発売号より) ------------------------------------------------------------ 【上記の感想】 上記は、コスモス薬品(3349)について書かれたもの。 保有銘柄ではないが、今年に入ってから、株式売出、株主優待の再開等、話題の豊富さに惹かれる銘柄である。 2月1日のリリースは、次のとおり。 「当社は、平成22 年4月に株主優待制度を廃止いたしましたが、その後の株価上昇に伴い急激に株主数が減少いたしました。つきましては、より多くの株主様から末永くご支援いただきながら、東京証券取引所市場第一部の株主数基準を安定的に満たすことを目指して、株主優待制度の再開を決定いたしました。」 まず、株価と指標をみてみる。 現在値は、3575円 予想PERは、10.51倍 実績PBRは、2.15倍 予想利回りは、1.01% 1単元保有時の総合利回りは、2.13% 次に、売上高の推移をみてみる。 単位は、億円。 2009年5月期 1777 2010年5月期 2053 2011年5月期 2371 2012年5月期 2681(1月11日の会社予想) 今期は、2q(6~11月)の前年比が15.7%増。 通期予想の前年比が13.0%増。 したがって、順調に推移中と思う。 次に、配当性向・純資産配当率・1株配をみてみる。 22年5月期 9.7%・2.1%・23円 23年5月期 12.1%・2.6%・35円 24年5月期 10.5%・--・36円 内部留保を重視する姿勢で、配当による還元にはイマイチ消極的なようである。 7月14日の短信には、次のように書かれている。 「利益配分につきましては、株主への安定的・継続的な配当による利益還元を実現すると同時に、経営体質強化のために十分な内部留保を確保し、適切な再投資にあてることを基本方針としております。上記の方針に基づき、当期につきましては、前年同期よりも12円増配し、1株につき35円の普通配当を予定しております。次期につきましては、1円増配し、年2回で合計36円の普通配当を予定しております。」 次に、過去2期の売上高営業利益率・棚卸資産回転率をみてみる。 比較対象して、グローウェル、マツキヨもみてみる。 ・コスモス 3.8%、4.2% 10.6、12.1 ・グローウェル 3.2%、4.0% 9.3、9.5 ・マツキヨ 3.8%、3.6% 6.9、7.2 これらの数字を見るかぎりでは、コスモスの収益性や効率性には優れた部分がありそうな気がする。 ブログランキングに参加中。 バナーをクリックしていただければ光栄です。 ↓ ↓ ↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012/02/09 11:23:43 AM
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