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カテゴリ:6: おもちゃ病院重症カルテ
カルテNo.1047 小松(KOMATSU)ショベルカー 入院 修理
1/18 秋葉病院開催 Dr. からのタイムアウト・バトンタッチ分 以前の 小松ショベルカー関連ブログ 2014/03/20 2014/09/11 現象 お客様 依頼内容 全く動かず 1:アームが動作せずは モ-ター部FUSE溶断 交換で修復されたが 駆動させると リミッター点でギヤが空回りする音が出る 2:サウンド常時鳴らず 原因 1:駆動用ギア・ギア軸受け・スリップ機構がスリップしていない ショベル部・アーム部ともに NG 2:操作レバーのスイッチがへたり(反り)のため後一歩ONせず 3:その他:Dr. 作業ミス 散見 止めピン 作業中破損 カバーのネジ止め部にネジが2ケ入って取れず(2ケ所) アームと本体を接続するケーブルが短い 固定ネジ 不足 アーム1本・本体 2か所 操作レバースイッチ基板左右逆取り付け 処置 1:スリップ機構分解 注油・グリースアップ 注意:プラスチックの劣化を防ぐ為にはシリコングリースが必要 プラスチック専用タイプのグリスを使おう! 2:操作部レバースイッチ 反りはラジオペンチで矯正(全数) サウンド回路の配線が違う所に半田付けされていた Dr.に聞くと、未作業部位との事で入院以前に作業されていたらしい 3:その他 止めピン 作業中破損 バネ・ネジ止め加工 カバーのネジ止め部 2か所除去 アームと本体を接続するケーブル長さ調整 固定ネジ 不足 アーム1本・本体 2か所 取付 操作レバースイッチ基板左右逆取り付け修正 戒め 余裕を持って作業しよう! 作業の分岐点・迷いがあったら一旦作業を止め 注視して考えよう! 全体写真 今回の不良品ではないが ・ ・ ・ 物は同じ 操作SW部 反りした例 ラジオペンチで逆反りを行って処理 アーム部 白矢印部がスリップ機構 ショベル部 白矢印部がスリップ機構 故障アーム固定ピン 修復後のピン 赤色ライン:誤配線の状態 (ダブルクリックで拡大・左クリック後・CTRLを押しながらマウス中央のホイールで拡大します) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015年01月23日 15時02分56秒
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