仙台演劇鑑賞会（ろま猫雑記）

[例会情報] カテゴリの記事

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• ７月例会：眼のある風景

  重かった。８月が近くなると、６０年以上前の戦争の話が増える。全くの「戦争の知らない子供たち」にとっては、辛くもある。しかし、知っておかねばならないこと。戦争のせいで翻弄される若い芸術家たちの姿を、再び繰り返してはならないのだ。おそらく演じている役者さんたちも「戦争を知らない子供たち」。戦争を知っている大人たちは、これをどう見たのだろうか。戦争はずっと知らない方がいいに決まっている。世界中に「戦争を知らない子供たち」が増えることを祈って。

  2010年07月22日

• ５月例会「冬のライオン」

  シェークスピアだから、セリフに埋め尽くされている。それに、大筋がヘンリー２世とその妻の、国をかけた夫婦喧嘩だから、微妙である。微妙だというのは、２人の間の愛の形が、やはり凡人の夫婦には理解しかねる？状態であるし、子供に対する愛情も現代のそれとは違うので、ついていけない、って感じなのである。現代だったら、とっくに離婚して慰謝料巡って泥沼の争い、子供の方は家庭内暴力、っていうところになっていると思うのだが、この時代は宗教上離婚はおいそれと許されないし、子供の立場も現代のようにかわいいだけでなく、父親の地位を狙う敵ともなってくるのだ。それはわかっていても、お互いの思惑を通すべく丁丁発止のやりとりは、どこまで本音でどこまで計画的なのか、やっぱり振り回されてしまい、まじめに追っていると疲れてしまう？夫婦喧嘩は犬も食わぬ、というが、この夫婦の喧嘩はウワバミだって消化不良を起こすに違いない。とにかく、主役の２人が圧倒的なので、もう少し３人の息子たちにも見せ場が欲しかったところだ。

  2010年05月29日

• ４月例会：静かな落日

  作家三代の家族の近景・・・というより二代目と三代目の父娘の話。全体的になかなか普遍的な父と娘の、しかし執筆業という少し一般的でない広津家の話である。広津和郎という作家の作品を知らないので、なんの知識もないままに観てしまったが、昭和の文学者の気骨というものがなんとなくわかった気がした。ただ、どういうわけか、広津和郎役の伊東さんのセリフが、志賀直哉や宇野浩二役の声に比べて聞き取りにくかった。ところで、全くの私的な感想なのだが、松川事件が少々身近過ぎて今一乗れなかった。というのも、私の父はＴ社松川工場に勤務していたし（入社は事件後）、松川事件の無罪の根拠となったＳメモのＳ氏は父の上司だった人であり、小さい頃だったからあまり気に留めていなかったが、松川事件の話を又聞きで聞いていたからだ。その時の話の私の印象は、広津和郎の印象とは違い、犯人にされた人たちは組合活動に熱心なあまり、本業の方はあまり熱心ではなかったようで、そのために周りから好意的な援助が受けられなかったのではないか、というものだった。それゆえ、犯人に仕立てやすかったのかもしれないと思うと、松川事件から半世紀たってもなお、自白強要での冤罪事件が無くならない、ということが恐ろしく思える。誰でも、冤罪事件の当事者となったり、それを審議する裁判員になる可能性がある。警察の手腕を疑うわけではないが、取り調べの様子を裁判で知ることが出来るようにするのは、公正な裁判に必要なことだと思う。それよりなにより、冤罪裁判のせいで本当の犯人を取り逃がしたまま、時効を迎えることこそ、被害者とその遺族の人権侵害ではないだろうか。そんなことが気になって、あまり舞台に集中できなかった。

  2010年04月09日

• ２月例会：アプローズ

  芸能界の大御所と新人のありがちなストーリー。ミュージカルだから、歌あり踊りありだから華やかな舞台である。何より絶対私より年上である前田美波里さんのスタイルの良さ、八頭身ですらりとして手足が長い・・・にとにかく感動。年最初の口明けの芝居として気軽に楽しめた。ところで、見終わって今一不満が残った。ストーリーにケチつけても仕方ないことなのだが、マーゴはあのままなのか？どちらかというとイヴよりマーゴの年齢に近い私としては、マーゴには大御所としてイヴなどには出来ない芝居で君臨して欲しい。そこまで描いて欲しかった。もちろんビルはマーゴを陰から支えるという素敵な男性役です。とにかく納得できねぇ～と言いながら家路についたのだった。

  2010年01月30日

• １０月例会『鳴神』＋『楽しい！歌舞伎入門』

  『鳴神』の方はともかく、その前に『楽しい！歌舞伎入門』があったぼが今までの例会とは少し違うところ。前進座の若手の役者さん達が、面白い歌舞伎教室を展開してくれました。最初は華やかな吉祥の舞台、次にＴシャツとＧパンの２人が問答で歌舞伎の基礎を。何気ない日常の１コマを、現代劇と歌舞伎と両方で演じてみたらどうなるか。などなど。盛りだくさんの内容をユーモアたっぷりの演出で演じるので、なかなか楽しく観させてもらった。短い時間だったけど、演劇の前にこういうのがあっても楽しい。『鳴神』の方は、ご存知の内容。歌舞伎座のような大舞台で行うわけではないので、こじんまりとした雰囲気だったが、それはそれ、地方の劇場の感じが出ていかにも、芝居らしい。ＴＶでは観たことのある演目も、実際舞台を観るといろんなところが見えて面白いもの。修業僧役の１人がやたら背が高いのがどうも気になったり、トンボを切った音が床に仕掛けはあるとはいえやっぱり痛そうだなあ、とか、舞台の上での引き抜きや隈どりの化粧は大変だなあ、とか、空気感がいい。毎年１回ぐらい歌舞伎があってもいいですよね。ところで、観たのは金曜日の夜、昼に大雨だったせいもあって１階席が２／３埋まってたか、という入りでした。会員の高齢化で、昼見る人が増え、夜の部が減っているとは聞いていましたが、平日の夜がこれほどとは。だからといって夜の部を減らすと、働いている人はさらに選択肢が減り、観られなければ当然辞めていく、という悪循環が断ち切れない。会員を増やすなら、やはり子育てが終わった４０代５０代を増やしたいところだが、彼らは自分の観たい舞台しか観ない（決して演劇が嫌いなわけではない）ので、なかなか会員になってもらえない。会員になった当時は席がなくて立ち見もあったのに、と思うと時代は変わったな、とつくづく思ったのでした。

  2009年10月02日

• ７月例会：ええじゃないか

  劇団１９８０：仙台演劇鑑賞会ではお初のお目見えである。これは私の偏見だが、こういうどちらかというとアングラっぽい？劇団のいいところは、猥雑すぎるほどのたたみ掛けるようなエネルギーではないか、と思っている。タイトルの、「ええじゃないか」にはちょうどいいような。今日が仙台口あけの舞台だったせいか、そのいやになるほどのエネルギーというものが感じられなかったのは残念だった。何となく控えめというか、押しが足りないというか、少し大人しいというか。乗りが悪い（と他のイベントでもよく言われる）仙台人相手に様子見だったのかもしれないが。演出に欲を言えば、それぞれの背景、なぜそんなに土地に固執するか、とか、家族の敵をとりに江戸まで来た執念とか、もう少しどろどろしていてもいい。さらに舞台転換の幕間は、なんだか筋書きから浮いてしまったようで、あれならむしろトイレ休憩の方がよかったかも。少し辛口ですが、こういう舞台どんどん見たいので、期待しています。カーテンコール、花束ではなく、一升瓶渡すの初めて見ました(--;)追伸：舞台が熱いせいか、冷房が非常に利いています。ご注意を。昼間暑かったので侮ってました。

  2009年07月15日

• 例会：佐賀のがばいばあちゃん

  話題になった話だから、舞台はどうなんだろうかと。（本もＴＶも見ていません）幕が上がると、なつかしい、というか、見たことあるような田舎の風景が。自分の祖父の本家の家もあんな土間があったなあ。（かまどはもっとありましたが）本当はあの規模の農家だと、かつてはある程度裕福な暮らしをしていたのではないか、とか、ちょっと余計なことまで考えてしました。あくまで舞台セットなのでそこまで考えなくてもいいんですがね。それはともかく、ストーリーはみんないい人の日常のドタバタ、という感じで、おばあちゃんの言うことは、人生訓に満ちていることは確か。今、ああいうことをてらいなく言える人はなかなかいませんから。佐賀弁もそんなにわからなくなかったし、先がわかるストーリーもお約束という感じでもだらだらした感じにはならずに見れました。県民会館の音響のせいで、時々セリフが聞き取れない時もありましたが、だいたいのストーリーを追うには支障ありませんでした。それより、昔は家さえあればなんとなく食べていけたんですよね。今は仕事も家も何もかもいっぺんに失ってしまうことが多く、失ったらなかなか人並みの生活に戻れない世の中になってしまったような気もします。でも、こういう世の中にしたのは、自分たち。昔を懐かしんでばかりではいけませんね。

  2009年05月30日

• ４月例会：天切り松

  最初の感想「なぜ、ミュージカル？」ミュージカルだとわかって見ているのにこの感想は、と思われるかもしれないが、何となくミュージカルにそぐわない台本だと思って。もともと日本の題材は、西洋音楽でのミュージカルは無理、と思っている方だから、最初っからの偏見ではありますが。内容が面白かっただけに、ミュージカル仕立てではなく、とんとんとテンポの速いたたみかけるような演出で見たかったな、と思ったのである。これはこっちの勝手な思いですけど。客演の役者さんの歌がうまい。舞台挨拶の左とん平さんもお元気で。１つだけ気になることが。筋に、貸しはがしの銀行から借金分の現金をだまし取るのがあったが、そこに出てくる銀行の名称が実在の銀行（今は合併して名前が少々変わっているが）だったこと。よしんばそれが実際にあったことだとしても、その銀行は名称を引き継いで現在も営業しているわけで、まるで今も貸しはがししているように聞こえ、違和感があった。鑑賞者の中にも取引銀行がその銀行である会社に勤めている人もいるだろうに、もっとわかりやすい架空の名前にしたら？　と思ったのだった。

  2009年04月11日

• ６週間のダンスレッスン

  例会が１ステージ減ったせいでほぼ満席だった。これぐらい入っていると舞台への熱気が違う。ストーリーの方は、多少身につまされる内容だった。仙台演劇鑑賞会の会員の年齢構成を考えると。。。リリーの年齢に近い方が多い、よ、ね。私の世代になるとダンスというよりディスコの方の世代だから、ダンスのレッスン（あのシャル・ウィー・ダンス？だってちょっと遠く感じた）を受けようとは思わない。でも、高校の体育の時間にあったんですよ。ダンスレッスンが。ワルツとスクエアのステップを教わった気がする。それはともかく、幕間の１週間の時間の流れを表しているだろうフィルムがちょっと間伸びに感じたが、全体的には楽しい芝居だった。特に草笛さんのダンスが、決まっているねぇ。年の功？　見ていて美しく踊る、というのは本職だしそういう世代だから当然ではあるのかもしれないが、やはり気持ちがいいものです。あのぐらいの年になった時に、マイケルのような人物がそばにいたらいいのに、と切に思ったのでありました。

  2009年02月07日

• １２月例会：ルームサービス

  ちょっと長かったですかね。納谷悟朗さんはどこに？（調べたらドクター役だったそうです）年末はやはりこんなハッピーエンドがいいのかしらん？気のせいかセリフの歯切れが悪く聞きづらいところも。でもなんだか、今の演劇業界のスポンサー探しとダブって感じられて、現実はああうまくいかないんだよなあ、と変なところで腑に落ちてしまいました。そういや、今年の漢字は「変」変に変わらず、いい方に変わる来年になりますように。

  2008年12月13日

• １０月例会：車の音

  タイトルではあまり想像つかなかったのだが、結構面白い喜劇だった。テキヤという言葉もあまり聞かなくなったが、裸電球の灯りの下のお祭りの屋台の品々は、あの頃子供の目には宝物だった。ショバやテキヤという言葉の雰囲気や、屋台をやっているちょっとこわいオジサンから感じられる怪しい世界や、お祭りの屋台の灯りの影の暗闇や、お祭りの後に感じる一抹の寂しさ、なんてのが思い出された。昔からの小さな神社のお祭りは、まだまだこの辺では地域の人ががんばってつなげているらしいが、子供の時より大きなお祭りはなくなった気がする。あるのは、神社や地域性とは関係ない新しいお祭りばかりだ。角野さんのＧＳサウンド聴けたのは、おまけ？かもしれないが、こういう雰囲気の舞台は、団塊の世代向け、なのかな？　いずれにせよ、昭和は遠くなりにけり、である。角野さんのテキヤのおやじは、少し都会的な匂いがした。

  2008年10月18日

• 天国までの百マイル

  一緒に見た人が、「浅田次郎の作品は嫌いじゃないけど、今日のは好きじゃない。」と言っていましたが、同感です。なんか少し無駄なところがあるような気がして、その無駄が情感ならいいけど、だれた感じがしてしまって。もう少しコンパクトでも良かったような気がします。挿入歌は「なつかしい」なんだか子供の頃のフォークソングブームを思い出しました。団塊の世代向き、なんですかね？久しぶりの県民会館でしたが、市民会館より音響効果が良かったのか、セリフがよく聞こえました。演劇鑑賞会に入ったころは、県民会館１階の最後尾でよく立ち見したものでしたっけ。

  2008年08月01日

• 新・裸の大将放浪記

  見てきました。これは感想文が難しい。演劇の演目によっては、舞台を見てよかった、というのと、ＴＶで見たいな（おやつとお茶飲みながら）というのが、自分にはあって、今回は前者の方です。あまり関心のある演目ではなかった、というのが一番の理由ですが。米倉斉加年さんのお元気な姿を見られて良かった。２時間３０分は長かった。周りの大先輩方には受けが良かったようですが。「けやき」を読んでたら、前回８４年の雁之助バージョンを観た人はともかく、山下清画伯本人からサインをもらった、という会員がいることの方に驚きました。

  2008年06月19日

• ４月例会：ドン・キホーテ

  実は原作を読んでいません。「ヒトの脳は現実と幻覚を分類するのに一番エネルギーを使う」んだそうです。認知症や薬物中毒や老齢で脳にうまくエネルギーが循環しないと、混乱する。自分が見ている風景と幻覚が重なって、現実なんだか幻覚なんだかわからなくなるそうです。最も、目が見ている像を人はそのまま認識しているのではなく、脳で処理しているので、もうその時点で現実は記録ではなく記憶になってしまい、事実とは違っていると考えていいでしょうね。何人かで同じものを見ても、人の数だけ記憶は存在する、わけです。ドン・キホーテを観ていて、思わずこんなことを考えてました。彼の現実と一般的な現実は違っていた、その違いが大きすぎただけなのでは、と。ただ、一般的な現実が、全員の幸福だとは限りませんがね。医学的にはドン・キホーテの行動を解析出来るかもしれないが、だからといって、それが本人の幸福にはつながらない、ような気がします。周りの考える本人の幸福は、周りがそうあってほしい幸福であって、決して本人がそう望んでいるわけではありませんよね。人の幸福、って究極の本人だけのわかる感覚でしょう？周りが周りのそうあってほしい幸福を押し付けるのは、本人にとっては不幸ですよね。でも、本人の幸福を優先すると、周りが不幸になる可能性もある。結局ドン・キホーテは生きている周りの幸福を優先したのだな、と少し哀しく思ったのでした。ところで、前述の脳の話をしてくれたお医者さんは、最後に、「混乱した時に話した内容は一番の本音らしいです。」と付け加えました。そういう状態になった時に本当の人柄が出る、というのは恐ろしいことだ、と我が身を振り返って反省したのでした。

  2008年04月02日

• 例会：エキストラ

  ２００８年２月例会東京ヴォードヴィルショーの「エキストラ」作・演出：三谷幸喜　出演：佐藤Ｂ作・角野卓造・綾田俊樹・あめくみちこ木曜の夜は観客数が少ないせいか、ちょっと寂しい。それに平日ということで、仕事でお疲れなのか寝ている人も。休憩なしでもけっして長くはないのだが、まだ少しテンポが悪いような気もする。面白うてやがて哀しき、というか、正直腹の底から笑えない。その理由は、どこの職場？でも末端は人間扱いされないのは、エキストラばかりでなく、パートや派遣も同じだから。ちょっと話題がタイムリーすぎたか、もっと屈託なく笑える内容が欲しかったのは、こちらが身につまされるせいなのか。少し複雑な寒い夜だった。。。：：：演劇鑑賞会も会員数が減少の一途、寒いな。。。

  2008年01月31日

• 片付けたい女たち

  とても身につまされました。無条件で笑えませんでしたね。年末の大掃除を前に暗～くなってましたからね。このぐらいの年齢になると、自分の周りを片付けなくては、と思わないでもないですが、そういう死に支度ってやはり寂しいではないですか。生きていくのも大変な世の中、死んだ後のことを考えていろいろ準備するのは本人の好き好きですが、まだまだ楽しいことを考えて生きていたいものです。では、来年も楽しい演劇の年になりますように。

  2007年12月08日

• 例会：マウストラップ

  アガサ･クリスティ原作の劇。さすが、アガサ・クリスティだけあって、筋は一筋縄ではいかない。昔原作を読んでたので、途中で筋を思い出したが、それでも十分楽しめた。犯人は誰にも言わないでください。例会運営で私が花束を渡したのは犯人でした。。。

  2007年09月29日

• 例会：浅草物語

  大滝さんと奈良岡さんと日色さんですから練れた舞台なんですけど、あまり安心して見られるので、臨場感がない。ＴＶの前でおせんべ食べながらお茶の見ながら見たいですね。どちらかというと。

  2007年07月28日

• ６月例会：アラビアンナイト

  アラビアンナイトはアラビアンナイト、っだったんですね。もう少しひねっってあるのか（）と思ってましたが、何となく「夏休み子供のための演劇鑑賞会」って感じでした。あれ？　これ、グリム童話じゃなくて、千夜一夜物語の方だっけ、っていう、自分の記憶に対して？？？ってのはありましたが。個人的には、こういう物語の世界的にある類型を思い出してそれなりだったんですが、少しだれました。

  2007年06月16日

• 例会：明日の幸福

  三世代の大家族が巻き起こす人間喜劇。ということで、二幕の３０分は大笑いしました。一幕は、嫁姑の問題になるか？と思ったのですが、そうではない。埴輪の威力に大笑いさせられた舞台でした。でも、これって、埴輪のたたり？

  2007年04月07日

• 「ドライビングミスデイジー」観てきました。

  観劇直後の感想。へえー、こういう話だったのか。１時間４０分飽きなかった。ユダヤ人と黒人というマイノリティーの関係が、徐々に生涯の友人になるほのぼのとした話。話の始めの主人公の年齢が役者さんの実年齢に近く、それが約２０年舞台で経過するのが見もの。カーテンコールで出てきたお二人が若々しいので、いったい年齢とは何か、と考えさせられた。２０歳過ぎたら、肉体年齢も精神年齢も本人の管理の下、生まれてからの年齢は書類上の意味しかないな、と思ってしまった。

  2007年02月03日

• ２月の例会は明日（１／３０）からです。

  ２月例会「ドライビングミスデイジー」は明日（１／３０）からです。仲代達矢（無名塾）・奈良岡朋子（劇団民藝）主演の話題作。お楽しみください。

  2007年01月29日

• ２００７年２月例会のお知らせ

  ドライビング　ミス　デイジー劇団民藝＋無名塾／丹野郁弓演出：奈良岡朋子・仲代達矢”ピューリッツアー賞受賞作品"日程は。。。青年文化センター１／３０日（火）　　　　　　１８：３０１／３１日（水）１３：３０仙台市民会館２／　１日（木）　　　　　　１８：３０　　　２日（金）　　　　　　１８：３０　　　３日（土）１３：３０　　　４日（土）１３：３０　　　５日（月）１３：３０　　　６日（火）１３：３０入会金＋（１月分＋２月分の会費）の入会で２月例会鑑賞できます老いをテーマに、２人の名優がつくり上げる美しい舞台

  2007年01月08日

• 今年の例会は終了しました。

  今年の例会は終了いたしました。演劇鑑賞の態度について。せめて鑑賞中、携帯電話の電源は切りましょう。きよしのずんどこ節が流れては、どんなシーンであれぶちこわしです。

  2006年12月02日

• 月曜に掲載：１２月例会のお知らせ＜今週からです！＞

  明石原人劇団民藝／丹野郁弓演出：千葉茂則、日色ともゑある夫婦の物語日程は。。。仙台市民会館１日（金）　　　　　　１８：３０２日（土）１３：３０３日（日）１３：３０４日（月）１３：３０　１８：３０５日（火）１３：３０イズミティ２１６日（水）　　　　　　１８：３０７日（木）１３：３０入会金＋（１１月分＋１２月分の会費）の入会で１２月例会鑑賞できますある考古学者と妻の愛のかたち

  2006年11月27日

• 月曜に掲載：１２月例会のお知らせ

  明石原人劇団民藝／丹野郁弓演出：千葉茂則、日色ともゑある夫婦の物語日程は。。。仙台市民会館１日（金）　　　　　　１８：３０２日（土）１３：３０３日（日）１３：３０４日（月）１３：３０　１８：３０５日（火）１３：３０イズミティ２１６日（水）　　　　　　１８：３０７日（木）１３：３０入会金＋（１１月分＋１２月分の会費）の入会で１２月例会鑑賞できますある考古学者と妻の愛のかたち

  2006年11月20日

• 月曜に掲載：１２月例会のお知らせ

  明石原人劇団民藝／丹野郁弓演出：千葉茂則、日色ともゑある夫婦の物語日程は。。。仙台市民会館１日（金）　　　　　　１８：３０２日（土）１３：３０３日（日）１３：３０４日（月）１３：３０　１８：３０５日（火）１３：３０イズミティ２１６日（水）　　　　　　１８：３０７日（木）１３：３０入会金＋（１１月分＋１２月分の会費）の入会で１２月例会鑑賞できますある考古学者と妻の愛のかたち

  2006年11月13日

• 月曜に掲載：１２月例会のお知らせ

  明石原人劇団民藝／丹野郁弓演出：千葉茂則、日色ともゑある夫婦の物語日程は。。。仙台市民会館１日（金）　　　　　　１８：３０２日（土）１３：３０３日（日）１３：３０４日（月）１３：３０　１８：３０５日（火）１３：３０イズミティ２１６日（水）　　　　　　１８：３０７日（木）１３：３０入会金＋（１１月分＋１２月分の会費）の入会で１２月例会鑑賞できますある考古学者と妻の愛のかたち

  2006年11月06日

• 月曜に掲載：１２月例会のお知らせ

  明石原人劇団民藝／丹野郁弓演出：千葉茂則、日色ともゑある夫婦の物語日程は。。。仙台市民会館１日（金）　　　　　　１８：３０２日（土）１３：３０３日（日）１３：３０４日（月）１３：３０　１８：３０５日（火）１３：３０イズミティ２１６日（水）　　　　　　１８：３０７日（木）１３：３０入会金＋（１１月分＋１２月分の会費）の入会で１２月例会鑑賞できますある考古学者と妻の愛のかたち

  2006年10月23日

• １０月例会：オセロー／見ました。

  シェイクスピアの悲劇は筋がもうわかっているので舞台に集中しやすい。それは逆に言えば、舞台への目も厳しくなるのかもしれない。勝手な感想を言わせてもらうと、せっかく息子（平岳大）をイアーゴー役にするなら、イアーゴーがオセロー（平幹二朗）を嫉妬に駆り立てていくところを、もっとオセローの内面の声の如くやっても良かった気がする。イアーゴーは実はオセローの中にいるもう一人のオセローで、自分のコンプレックスからくる嫉妬の感情（イアーゴー）に自ら屈していくような感じがもっと出ても良かった気がするのだ。舞台装置や、音響効果（私のところでは少し音が大きすぎたが）などはまずまずだったので、もうひとひねり欲しかった、というよりまだ未消化な部分があったと言うべきかも知れない。でも久し振りのシェークスピア。こういうのは年の終わり、１２月に観たいものであった。平岳大君はかっこよかったよ。

  2006年10月22日

• 月曜に掲載：１０月例会のお知らせ（いよいよ今週）

  オセロー幹の会＋リリック／平幹二郎演出：平幹二郎、三田和代、平岳大シェークスピア悲劇日程は。。。仙台市民会館２０日（金）　　　　　　１８：３０２１日（土）１３：３０２２日（日）１３：３０２３日（月）１３：３０２４日（火）　　　　　　１８：３０２５日（水）１３：３０イズミティ２１２６日（木）　　　　　　１８：３０２７日（金）１３：３０入会金＋（９月分＋１０月分の会費）の入会で１０月例会鑑賞できます親子競演が話題。同じ顔で善と悪を表現

  2006年10月16日

• 月曜に掲載：１０月例会のお知らせ（いよいよ今月）

  オセロー幹の会＋リリック／平幹二郎演出：平幹二郎、三田和代、平岳大シェークスピア悲劇日程は。。。仙台市民会館２０日（金）　　　　　　１８：３０２１日（土）１３：３０２２日（日）１３：３０２３日（月）１３：３０２４日（火）　　　　　　１８：３０２５日（水）１３：３０イズミティ２１２６日（木）　　　　　　１８：３０２７日（金）１３：３０入会金＋（９月分＋１０月分の会費）の入会で１０月例会鑑賞できます親子競演が話題。同じ顔で善と悪を表現

  2006年10月09日

• 月曜に掲載：１０月例会のお知らせ（いよいよ今月）

  オセロー幹の会＋リリック／平幹二郎演出：平幹二郎、三田和代、平岳大シェークスピア悲劇日程は。。。仙台市民会館２０日（金）　　　　　　１８：３０２１日（土）１３：３０２２日（日）１３：３０２３日（月）１３：３０２４日（火）　　　　　　１８：３０２５日（水）１３：３０イズミティ２１２６日（木）　　　　　　１８：３０２７日（金）１３：３０入会金＋（９月分＋１０月分の会費）の入会で１０月例会鑑賞できます親子競演が話題。同じ顔で善と悪を表現

  2006年10月02日

• 月曜に掲載：１０月例会のお知らせ

  オセロー幹の会＋リリック／平幹二郎演出：平幹二郎、三田和代、平岳大シェークスピア悲劇日程は。。。仙台市民会館２０日（金）　　　　　　１８：３０２１日（土）１３：３０２２日（日）１３：３０２３日（月）１３：３０２４日（火）　　　　　　１８：３０２５日（水）１３：３０イズミティ２１２６日（木）　　　　　　１８：３０２７日（金）１３：３０入会金＋（９月分＋１０月分の会費）の入会で１０月例会鑑賞できます親子競演が話題。同じ顔で善と悪を表現

  2006年09月25日

• 月曜に掲載：１０月例会のお知らせ

  オセロー幹の会＋リリック／平幹二郎演出：平幹二郎、三田和代、平岳大シェークスピア悲劇日程は。。。仙台市民会館２０日（金）　　　　　　１８：３０２１日（土）１３：３０２２日（日）１３：３０２３日（月）１３：３０２４日（火）　　　　　　１８：３０２５日（水）１３：３０イズミティ２１２６日（木）　　　　　　１８：３０２７日（金）１３：３０入会金＋（９月分＋１０月分の会費）の入会で１０月例会鑑賞できます親子競演が話題。同じ顔で善と悪を表現

  2006年09月18日

• 月曜に掲載：１０月例会のお知らせ

  １０月例会は。。。幹の会＋リリック：平幹二郎、三田和代、平岳大オセローシェークスピア悲劇日程は。。。仙台市民会館２０日（金）　　　　　　１８：３０２１日（土）１３：３０２２日（日）１３：３０２３日（月）１３：３０２４日（火）　　　　　　１８：３０２５日（水）１３：３０イズミティ２１２６日（木）　　　　　　１８：３０２７日（金）１３：３０入会金＋（９月分＋１０月分の会費）の入会で１０月例会鑑賞できます親子競演が話題。同じ顔で善と悪を表現

  2006年09月11日

• こんにゃく座オペラ「フィガロの結婚」

  ９月の例会はオペラ。例会でオペラは、入会してから初めてかもしれない。ロビーに入ると歓迎のミニコンサートが。おりから外では「定禅寺ストリートジャズフェスティバルin仙台」が開催中なので、触発されたか？生演奏でフィガロの中の小品を演奏してくれた。良く知っている曲でそれも楽しい。日本語のオペラ、ということで、聞く前は懸念していたのだが、生演奏と声のハーモニーがすばらしい。普通のオペラだと、言葉がわからないので、ストーリーの予習がないとわからなくなってしまうが、日本語だとその心配が無く誰でも見られるのがいいと思った。つくづくモーツァルトのオペラは庶民的だな、と思った。見終わり、外ではジャズ。音楽漬けの一日もいいもんである。

  2006年09月09日

• ９月の例会は今週から→

  ９月例会は。。。オペラシアターこんにゃく座：大石哲史、川鍋節雄、梅村博美オペラ　フィガロの結婚＜或いは狂おしき日々＞日程は。。。仙台市民会館　８日（金）１３：３０　１８：３０　９日（土）１３：３０１０日（日）１３：３０１１日（月）１３：３０　１８：３０イズミティ２１１２日（火）　　　　　　１８：３０１３日（水）１３：３０入会金＋（８月分＋９月分の会費）の入会で９月例会鑑賞できますどうも衣装がすごいらしい

  2006年09月04日

• まだまだ見られる９月の例会はモーツァルトの”おぺら”です。

  ９月例会は。。。オペラシアターこんにゃく座：大石哲史、川鍋節雄、梅村博美オペラ　フィガロの結婚＜或いは狂おしき日々＞日程は。。。仙台市民会館　８日（金）１３：３０　１８：３０　９日（土）１３：３０１０日（日）１３：３０１１日（月）１３：３０　１８：３０イズミティ２１１２日（火）　　　　　　１８：３０１３日（水）１３：３０入会金＋（８月分＋９月分の会費）の入会で９月例会鑑賞できますどうも衣装がすごいらしい

  2006年08月28日

• 月曜に掲載：９月例会のお知らせ

  ９月例会は。。。オペラシアターこんにゃく座：大石哲史、川鍋節雄、梅村博美オペラ　フィガロの結婚＜或いは狂おしき日々＞日程は。。。仙台市民会館　８日（金）１３：３０　１８：３０　９日（土）１３：３０１０日（日）１３：３０１１日（月）１３：３０　１８：３０イズミティ２１１２日（火）　　　　　　１８：３０１３日（水）１３：３０入会金＋（８月分＋９月分の会費）の入会で９月例会鑑賞できますどうも衣装がすごいらしい

  2006年08月21日

• 月曜に掲載：９月例会のお知らせ

  ９月例会は。。。オペラシアターこんにゃく座：大石哲史、川鍋節雄、梅村博美オペラ　フィガロの結婚＜或いは狂おしき日々＞日程は。。。仙台市民会館　８日（金）１３：３０　１８：３０　９日（土）１３：３０１０日（日）１３：３０１１日（月）１３：３０　１８：３０イズミティ２１１２日（火）　　　　　　１８：３０１３日（水）１３：３０入会金＋（８月分＋９月分の会費）の入会で９月例会鑑賞できます

  2006年08月14日

• 月曜に掲載：９月例会のお知らせ

  ９月例会は。。。オペラシアターこんにゃく座：大石哲史、川鍋節雄、梅村博美オペラ　フィガロの結婚＜或いは狂おしき日々＞日程は。。。仙台市民会館　８日（金）１３：３０　１８：３０　９日（土）１３：３０１０日（日）１３：３０１１日（月）１３：３０　１８：３０イズミティ２１１２日（火）　　　　　　１８：３０１３日（水）１３：３０入会金＋（８月分＋９月分の会費）の入会で９月例会鑑賞できます

  2006年07月31日

• 月曜に掲載：９月例会のお知らせ

  ９月例会は。。。オペラシアターこんにゃく座：大石哲史、川鍋節雄、梅村博美オペラ　フィガロの結婚＜或いは狂おしき日々＞日程は。。。仙台市民会館　８日（金）１３：３０　１８：３０　９日（土）１３：３０１０日（日）１３：３０１１日（月）１３：３０　１８：３０イズミティ２１１２日（火）　　　　　　１８：３０１３日（水）１３：３０入会金＋（８月分＋９月分の会費）の入会で９月例会鑑賞できます

  2006年07月24日

• 月曜に掲載：９月例会のお知らせ

  ９月例会は。。。オペラシアターこんにゃく座：大石哲史、川鍋節雄、梅村博美オペラ　フィガロの結婚＜或いは狂おしき日々＞日程は。。。仙台市民会館　８日（金）１３：３０　１８：３０　９日（土）１３：３０１０日（日）１３：３０１１日（月）１３：３０　１８：３０イズミティ２１１２日（火）　　　　　　１８：３０１３日（水）１３：３０入会金＋（８月分＋９月分の会費）の入会で９月例会鑑賞できます

  2006年07月17日

• 菜の花らぷそでぃ

  見てまいりました。７月例会。期待していませんでしたが、結構面白かったです。（一部セリフ回しに難がありましたが）近頃食育というらしいですが、自分たちの子供の頃は、家族が一緒に食べて当たり前、好き嫌いなど言う余裕は無く、インスタント食品はチキンラーメンがあったぐらい。コンビニはなく、駄菓子屋さんがせいぜいで、店で買って食べるのを買い食いと言い、喫茶店に入るのは不良。でしたから、よく話しに聞く今の状態はまったく不思議である。そりゃ、家族と顔あわせて食べるのは、うざい気持ちがないわけでもないが、それでも家族で食べるのは、家族にまだ力があるからだろう。家族力のない家族はもう家族で問題解決する能力は無いだろうな、などということを考えてしまいました。佐賀の唐津が舞台だったけど、舞台を演じる場所場所に設定した方が、もっと身につまされたかも。特に東北では、と思ったのでした。しかし、良く食べる芝居だなぁ。

  2006年07月15日

• ９月例会

  ９月例会は。。。オペラシアターこんにゃく座：大石哲史、川鍋節雄、梅村博美オペラ　フィガロの結婚＜或いは狂おしき日々＞日程は。。。仙台市民会館　８日（金）１３：３０　１８：３０　９日（土）１３：３０１０日（日）１３：３０１１日（月）１３：３０　１８：３０イズミティ２１１２日（火）　　　　　　１８：３０１３日（水）１３：３０入会金＋（８月分＋９月分の会費）の入会で９月例会鑑賞できます

  2006年07月12日

• ７月の例会は今週からです。

  ７月例会は。。。青年劇場：青木力弥、小竹伊津子、後藤陽吉菜の花らぷそでぃ日程は。。。イズミティ２１１２日（水）　　　　　　１８：３０１３日（木）１３：３０仙台市民会館１４日（金）　　　　　　１８：３０１５日（土）１３：３０１６日（日）１３：３０１７日（月）１３：３０１８日（火）１３：３０　１８：３０＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞希望日の変更は各自事務局に電話連絡の上、日程を変更してください。１８日火曜日は空いていますので、出来たらこちらに変更してください。以上

  2006年07月09日

• 毎週月曜日に掲載（例会情報）：７月の例会

  ７月例会は。。。青年劇場：青木力弥、小竹伊津子、後藤陽吉菜の花らぷそでぃ日程は。。。イズミティ２１１２日（水）　　　　　　１８：３０１３日（木）１３：３０仙台市民会館１４日（金）　　　　　　１８：３０１５日（土）１３：３０１６日（日）１３：３０１７日（月）１３：３０１８日（火）１３：３０　１８：３０入会金＋（６月分＋７月分の会費）の入会で７月例会鑑賞できます

  2006年07月03日

• 毎週月曜日に掲載（例会情報）：７月の例会

  ７月例会は。。。青年劇場：青木力弥、小竹伊津子、後藤陽吉菜の花らぷそでぃ日程は。。。イズミティ２１１２日（水）　　　　　　１８：３０１３日（木）１３：３０仙台市民会館１４日（金）　　　　　　１８：３０１５日（土）１３：３０１６日（日）１３：３０１７日（月）１３：３０１８日（火）１３：３０　１８：３０入会金＋（６月分＋７月分の会費）の入会で７月例会鑑賞できます

  2006年06月26日

• ７月の例会

  ７月例会は。。。青年劇場：青木力弥、小竹伊津子、後藤陽吉菜の花らぷそでぃ日程は。。。イズミティ２１１２日（水）　　　　　　１８：３０１３日（木）１３：３０仙台市民会館１４日（金）　　　　　　１８：３０１５日（土）１３：３０１６日（日）１３：３０１７日（月）１３：３０１８日（火）１３：３０　１８：３０入会金＋（６月分＋７月分の会費）の入会で７月例会鑑賞できます

  2006年06月17日

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