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Aug 12, 2005
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カテゴリ:今日は何の日
 2080/08/12 ドクター・サンズ、ランゲルハンス島の臓器移植手術をする。
        (『カンタータ百四十番』フィリップ・K・ディック
                  所収「シビュラの目」早川文庫SF1313)
____________________________________
 
 2080年、アメリカでは人口過剰の対策として、希望者を無料で冷凍睡眠させて
 いた。主に冷凍睡眠しているのは、黒人の失業者で数千万人に達していた。
 黒人初の大統領を目指すジム・ブリスキンは、人口過剰対策としての冷凍睡眠
 や、衛星軌道上の快楽施設に反対し、惑星改造計画の推進を提唱していたが、
 見込みは薄かった。一方、臓器移植医として有名なドクター・サンズは、妻との
 泥沼の離婚訴訟をかかえていた。彼の持っていたジフィ式スカットラー(接続
 機)という空間転移装置が不調だといって、修理に出していた。妻のマイラは、
 探偵を雇って、行方をくらませた愛人を探していた。
 
 人口過剰対策として、冷凍睡眠、人工中絶、軌道上での売春の合法化が行われ
 ています。どうも教育は無力だったようです。また、臓器移植など医療技術の
 進歩で、95歳でも現役で働いている社会のようです。
 それにしても、ディックとは思えないような普通のSFです。
 
 (2003/08/12記)





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Last updated  Aug 12, 2005 12:13:29 AM
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