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以下、ルター渾身の作ですので、長いですが、ぜひお読みください。 I stole my purse(盗みを自作自演か!)と書いてしまう生徒も少なからずいました…。それは書かせていないからなのでしょう。今後も上手に英作文を取り入れたい。 ●ルターの考える指導上のポイント その1) note-taking(メモを取ること)の大切さ ルターの特技はnote-taking(メモを取ること)。授業中にコメントしたことをすべて書き留めてくれた生徒が1人、「人は物をVする」のイラストを描いてくれた生徒が2名程度いました。 ということは、ほとんどの生徒はルターの話をスルーしていたということなのですね。 それならば、こういうことを話したよ、こういうことをノートに書こうね、というプリントを作ろうと思った次第。 その2) 人(動作主)が主語の文の存在に気付かせる I had my purse stolen yesterday.「昨日私は財布を盗まれた。」で、SVOC(過去分詞)だという解説だけで終わらない。英語のスタイル(文体)に気づかせる。フリン先生の『New Progress in English』(エデック)で学んだ生徒からなら自然に出てくる、Someone stole my purse yesterday.の文は文科省検定教科書で学んだ生徒からは出てくることはほぼないでしょう。これが日本の英語教育の大きな問題点だと思っている。ルターは英語を学ぶなら、英語のスタイルを知ることが必要だと考えている。 生徒の感想の中に「英作文を書くとき、主語をかえていったら3つの文がつくれることがわかりました」というものがあった。ルターの意図が伝わったようでうれしかった。 その3) I was stolenがダメな理由を説明+I was robbed(私は強奪された)はOKだと伝える (×)I was stolen my purse yesterday. この誤答が生徒は多い! これだと「私は(誘拐されるかのように自分自身が)盗まれた」になってしまう! ※参考:steal(盗む)の場合、Iを主語にした受動態I was stolen ~は使えない。 rob(強奪する)の場合、受動態I was robbed「私は強奪された」は使えるが、イラストで提示した財布をスリしている場面にはふさわしくないので、「カバンを強奪した」(ひったくり)の例文を提示。 そのときもSomeone robbed me of my bag.と、それを受動態にした I was robbed of my bag.の2文を提示した。 このofは「分離のof」でoff〈離れて…〉に近い。 ●方法 1)プリント配布(★英作文してみよう)、5分考えてもらう。「できれば3通り考えてみよう」と呼びかける。 2)プリント配布(SVOC 使役動詞 A3で2枚)、イラストの答えを提示。解説。 3)みんなの回答を見て後日、配布(予定)。 4)参考:プリント(SVOC 使役動詞 A3で2枚)にある2つの表。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.12.23 09:11:52
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