山陰旅行~水木しげるロード3
水木しげるロードの道を行くと交通規制が行われている。「皆生トライアスロン」が開催されていたようで、真っ赤に日焼けした選手が走っている。選手のみなさんはあまり若くないようだ(失礼!)しかし、無駄のない引き締まった体型とその日焼けでとてもかっこいい。選手の皆さんのすぐ横で妖怪写真を撮りまくる私達。若干申し訳なくも思う。好みの妖怪をバシバシと撮影していると、どこからか「目玉の親父? それ、目玉の親父?」と声がする。びっくりして顔を上げると選手が走りながら声をかけてくれた。あまりに突然だったもので、ちゃんと「がんばって!」と言えなかったのが残念。あのおっちゃん、結果はどうだったかな??すごくいい笑顔だったから、きっといい順位に違いない。駅のそばで、選手を応援している妖怪がいる。記念写真にも応じている。ビビビのねずみ男先生だ!! 先生!先生っ!!気さくに写真に応じてくれたねずみ男先生は、なんだかドアラのようなファニー感を出していた。それでも、トライアスロンの選手にハイタッチで応援する姿に、なぜか感動する。最後に、握手してくれたねずみ男先生の、蒸れて、湿った手の感触は、忘れません。お土産を見ながらさらに写真を撮ったり、スタンプを押したりしているともう夕方。名物「海鮮丼」が食べたいと友人を困らせつつ、食事処を探す。夕方6時頃になると水木しげるロードから、観光客の姿が急に消える。閑散とした商店街にならぶ妖怪たち。・・・・・・夜、結構怖そう。食事は結局駅ビル?の中の食堂で。それでも海鮮丼の大きな具は食べ応え十分!うに、マグロ、タコ、イカ、アナゴ、鮭、アカガイやブリなどが一口で食べられないサイズで乗っている。ふへへへへ帰りは「猫娘列車」で。冷房の効いた車内で熟睡。米子タウンホテルは米子駅の目の前。お酒とおつまみのお菓子を少々買って戻る。部屋の窓はとても大きく、米子駅の真正面。駅の真上に綺麗な月が昇っている。月見酒で、何を話したかよく覚えてないけれど楽しく過ごした。F1観戦で大興奮している友人を尻目にうとうとしながら「妖怪道五十三次」の解説本を読む。いつの間にか、本当に眠っていた。水木しげるロードは楽しかった。結構はしゃいじゃったかも明日は島根。続きはまた今度ね。