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2016.01.30
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<コースタイム>
8時駐車場出発→藤内小屋9時→5合目9:30→藤内沢→櫓下部12:25→ロープウェイ山頂13:10→13:30下山開始(裏道)→14:20藤内小屋→15:10車道→16時下山

23時過ぎに幕営地に到着。数十年に1度の大寒波予報が出ているので不安が募る。
6時起床時には曇天だったが、行動開始した8時には眩しい青空が広がる。スカイラインのゲートからしばし車道を歩く。斜面で猿の親子が日向ぼっこをしている。
トンネル手前の登山道に入ると急に雪道になる。ダラダラした登りは楽しくはないが、一面の雪景色は嬉しいものだ。藤内小屋で衣服調整。急登を行き看板前でアイゼンやガチャをつける。右足のアイゼンが堅くてコバに入らない。よく見ると靴底に雪がついて凍っており、ピッケルで叩き落とすとすんなりはまった。かなり時間が掛かってしまい申し訳ない。今度はまず靴底をチェックしたい。
P1242384.jpgP1242372.jpgP1242395.jpg

いよいよ藤内沢へ。横の岩肌には2m近くある大きなつららが青白く光る。氷の壁にKDさんやOさんはダブルアックスで正規ルートの横を登る。一方正規ルートにNさん・KGさんがロープを張ってくれた。次の少し長い壁はフィックスロープを使った登攀。ピッケル片手にプルージックを引き上げるのは難しい。ピッケルを握る左手が、吹き上げる風に冷やされて急に麻痺してきた。ここで落ちては危険、ピッケルをぐっと握り治し氷に突き刺す。氷壁を抜けるとドッと寒さと疲れに襲われた。待っている時間も風がきつくて凍えるが、ロープの撤収作業を行うCL,SLはもっと大変だろう。ありがとうございます。大きな氷壁にトップロープでアイスクライミングをしている人たちがいる広場で小休止。振り向くと滑ったクライマーが頭を下にしてぶら下がっている。その人達は笑っているが、見ているこちらの肝が冷えた。
15分程度でロープウェイ山頂に到着。晴れて空気が澄んだ見晴らしのいい山頂は家族連れやカップル、アイスクライミングをしていただろうグループなど多種多様の人が集まる。
P1242397.jpgP1242405.jpg

裏道登山道にて下山。登りは沢筋なので薄暗く風も冷たいが一般登山道は暖かく歩きやすい。藤内小屋に戻りアイゼン以外の装備を外す。小屋の入口にはお正月飾り、小屋の主人はサンタクロースの帽子を被っている。値段が安いのに居心地のいい宿と聞く。いつか泊まってみたいものだ。
スカイラインに降り、アイゼンを外し駐車場まで車道歩き。所々凍った道でOさんがすってんころりん。それを笑うKGさんもつられてころりん。そしてその様子を素早くカメラに収めるHBさん。
八ヶ岳のプチアイスクライミングがとても楽しかったので、今回の藤内沢も楽しみでした。暖冬の後の晴天の大寒波。この季節しか出来ない、いわば旬のものを楽しむアイスクライミングは風流ともいえるでしょう。やはりピッケルとアイゼンを突き刺し登るのはとても楽しかったです。急に凍えたのは八ヶ岳に比べて装備に抜かりがあり標高が低いから「山をなめていた」のだと思います。経験を今後に活かしたいです。皆様ありがとうございました。






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最終更新日  2016.01.30 22:09:18
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