「鬼嫁日記いい湯だな」久しぶりに見た
あけましておめでとうございます。寒くなりましたね!
去年は、世界中の人々がコロナに振り回され、(まさに今も!)乗り越えようと懸命になりました。自分が生きているうちに起こる非常事態は、最初で最後の出来事であって欲しい。
先日、世界最高齢に認定されている福岡の田中力子さんが118歳を迎えられました。昔の方は、5,60才で亡くなる方も多かったので、2倍の御長寿!よく、今を生きている人の目標で、「120歳まで生きる」という目標がありますが、まさにその年齢を証明されていて感動します。
明治36年というと、西暦1903年生まれという事になって、もう、日本史で習った年号に近過ぎて、目がぱちぱちします。田中さんのお父さんお母さんは、髷を結っていたかもしれないですよね。おじいちゃんおばあちゃんは着物で生活されていたと思います。田中さん、戦争も越えて平和の日々に安堵されていたのに、まさかコロナで世界がこんな新年を迎えることになるとは、夢にも思っていなかったでしょうね。
二度と繰り返したくない経験を、複数されている方々、NHK「エール」のシーンなども想像するだけで、喉の奥が締め付けられて行きます。ワクチンで、世界が落ち着くのは今年ではなく、来年だとニュースで見ました。もしかしたら、今年も、大人しくステイホームの毎日が長いかもしれないと、腹をくくりました。
どうか、変わらず1日3食と体操、チョコレートと炭酸ドリンクで元気にお過ごしください。想像するだけで元気を頂ける。笑顔になる。
いつもより長いお正月を過ごす中、Tverにアップされている番組が多く、その中で、昔、振付させて頂いたドラマなどを発見して懐かしさに駆られ、思わず見てしまいました。
改めて観てみると、「鬼嫁日記いい湯だな」は、加藤茶さんとゴリさんは、ドラマとコントの真ん中位のやり取りで、沈みがちな現状を忘れさせてくれる、肩に力が入らずに見られるちょうど良い素敵なドラマでした。桜商店街の人々や、ギリギリ見えない裸の女性達等、所々、昭和をオマージュした場面が多く出て来ます。本編以外の演出にも目を向けると小さな楽しみが増えますよ。その中の一つ、脱衣所でそんな事している人いないシリーズ。男湯で柔軟している男性は、三浦春馬くん小池徹平くん主演ミュージカル「キンキーブーツ」に出演される大活躍のダンサーさんで、今やあの振付が申し訳ない位です。
8話で振付させて頂いたフラメンコレッスンシーンは、今もしっかり覚えています。ダンサー仲間にも出演してもらいました。
ゴリさんは、一世風靡したあのゴリエだったわけですから、本当はめちゃくちゃ動けますが、ダンスが踊れないご主人カズマさんとして振り付けているので、こんな感じでやってくださいとお願いした動きをゴリさんがやると最高で、笑いを堪えるのが大変でした。早苗さんは我慢仕切れずその模様は、エンディングのNGシーンでお楽しみください。
みーんな、良い人達だったなー。野際陽子さん、川島なお美さんも出られていたドラマで、楽屋裏でのご様子を思い出すと、今もいらっしゃる気がして実感がわかず、ドラマや映画等映像というものは、ご本人が映し出されると、本当に永遠にその当時のお姿を振り返る事が可能なのだと、しみじみ。
去年話題となった「私たちはどうかしている」のドラマで、美月ありさちゃんが、印象強いキャラを演じていましたが、この鬼嫁日記シリーズをもう一度見たくなりました。こちらのドラマは、ブログ発信の本当のご夫妻をモチーフに作られていて、打ち上げでは、本物のお2人に会えました(笑)。
あのお風呂場は、ロケではなくて、セットなのです!毎回作って、その中にお湯を溜めて撮影していたので、大道具さんの技術と、制作さんの大胆さに本気で驚いていました。
桜商店街のレギュラーさんや、ダンスシーンのダンサーさん、脱衣所のエキストラさんなど、毎回コーディネートやお世話が大変な数でしたが、やりきれた事がとてもありがたく、様々思い出しながら、こうやって又観る事が出来て幸せでした。
東京は、緊急事態宣言を出されてしまう事になりそうですが、不要不急の外出を控えて欲しいとの強い呼びかけに、以前の危機感が無い。今一度、志村けんさんの訃報が飛び込んで来た時の衝撃を思い出して、気を引き締めたいと思います。
寒気で、鼻の中までカピカピです。しんどいね。加湿と手洗い、続けます。