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テーマ:最近観た映画。(38852)
カテゴリ:映画
家の者が、宇宙戦艦ヤマトは、何のためにイスカンダルへ行ったのかと言うので、放射能除去装置を取りに行ったんだというと知らなかったなどと言うので、お前らそういう基礎知識も無かったのかと愕然としてしまい、そう言えば先日録画した実写版があるから見てみよう言ってみんなで見ました。 木村拓哉主演ということで、キワモノという印象もあったのですが、他の人のブログでもなかなか評判が良かったので、多少期待。オリジナルのストーリーをかなり改変しているのではないかという危惧もあったのですが、多少の設定変更はあるものの元作へのオマージュという印象でした。 設定の変更は、森雪がレーダー手ではなく戦闘要員だったり、佐渡先生が女医さんだったり、ガミラスが地球人とは全く違うタイプの異星人であったり、スターシャ、サーシャの姉妹が出てこなかったりなどなど。 森雪の艦内での業務については、オリジナルがレーダー手だけではなく看護師、生活班長までやっているのは現実的に無理があるということで今度の「2199」ではレーダー手のみにするという見直しを図ったそうで、その線で行けば、実写版で業務内容を変えてたのも自然な流れかな。 あのふざけた佐渡先生が女医さんだったせいで、アナライザーとの掛合い漫才がなくなってしまい、アナライザーは、最初はデータチップみたいな姿でした。後半、変身してロボットになってましたが。 ガミラスが地球人とは全く違うタイプの異星人というのも、実写ならそのほうが自然ですね。地球人類と姿形が全く同じっていう方が不自然。 サーシャが出てこなかったので、イスカンダルからはデータの入ったカプセルのみが地球に送り届けられました。このカプセルに導かれてヤマトは放射能除去装置を取りにイスカンダルを目指すことになるのですが、これには元のアニメと違って重大な秘密が。 アニメでは、すぐ壊れるけど翌週にはすぐ復活すると揶揄された第3艦橋も、実写では古代進が艦長代理として辛い決断を下すシリアスネタに。 音楽も別の人が担当なのですが、宮川泰さんのオリジナルをベースにしてアニメのヤマトのイメージが踏襲されています。 話全体としては、オリジナルの最初のヤマトに「愛の戦士たち」も加えたような展開で、良くできていたな思いました。家の者は、こっちが真剣に見てるのにどうも興味が薄いようで、世代が違うのかな。「GANTS」とか一生懸命見てるくせに・・・。 これを書くのにウィキペディアとか見ていると、「2199」ではガミラスの遊星爆弾は、地球の大気を汚染してはいるけれどそれは放射能汚染ではないそうですよ。一体どういうことだ。「2199」では、ヤマトはイスカンダルに放射能除去装置を取りに行くのではないのか?一体何しにイスカンダルまで行くの?今の日本に必要なのは、放射能除去装置ではないのか?これも、どこかから圧力がかかってるの?旧作のリメークと言いながらとんだ食わせものかもしれん。ストーリーや登場人物の大本の設定は松本零士先生なのに、著作権訴訟で負けたせいでスタッフ名には松本先生の名前も載ってないし。 にほんブログ村→トップに戻る お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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