|
テーマ:今も心に残っている歌(674)
カテゴリ:音楽
曲目タイトル: 1. 泳ぐ人のバラード 2. I.B.W-It's a Beautiful World- 3. 45歳の地図 4. 満月電車 5. 完敗 6. シンデレラちからいっぱい憂さ晴らしの歌 今夜はパーティー 7. 女なんかなんだ 8. KASHIWA マイ・ラブ 9. リゾ・ラバ-Resort Lovers- 10. それから 11. 大きな玉ねぎの下で~はるかなる想い GEOで中古販売していたものをGET。大ヒット曲「リゾ・ラバ」、「大きな玉ねぎの下で」を収録。 表題作「I.B.W-It's a Beautiful World-」は、北京の天安門事件を扱ったもの。1989年の発売だからあれからもう25年も経ってしまったとは驚きです。歌詞にあるとおり、中国の民主化を求めて天安門広場に集まった学生たちが、全世界にテレビ中継されている前で政府に弾圧されていったのは、衝撃でした。25年経って、香港でも学生たちが同じように民主化を求めて街頭を占拠しましたが、市民生活に影響が出て支持は今一つ。エジプトでもタハリール広場が占拠されたように、市民生活に影響の出ないどこか広場を占拠すればよかったですかね。 象牙狙われるアフリカゾウ、1世代内の絶滅の可能性も 2番目の歌詞で歌われているアフリカゾウの密漁も、上の記事を読む限りでは、何も変わらなかったということでしょうか。 後段のくだり、「放射能の雨降らしてくれ」、「毒をくわしてくれ」は、福島原発事故後の日本を予言していたかのようです。 自由を制限する世界、環境を破壊する世界を「美しい世界」(もちろん皮肉)と歌っているわけですが、どこかの国の首相は、歌手の皮肉など通じず、これこそが「美しい国」と秘密保護法を施行し、放射能汚染地帯に平気で人を住まわせているところ。 「KASHIWA マイ・ラブ」は、春には故郷に帰ってしまう大学生と柏市に住む女子生徒の甘く切ない恋を歌った歌。千葉県の一地方都市を舞台にした異色な作品でした。東京の人から見るとちょっと今一つねという地域をネタにこれだけ素敵な歌ができたのは素晴らしいところ。柏市も、今は、原発事故による放射能のホットスポットが心配なところ。 「リゾ・ラバ」って「リゾート・ラバーズ」の略なんだけど、ラノベでよくあるタイトルを4文字に略すやつ。もう、この時点で既に爆風スランプがやってたということに改めて気付かされます。 「大きな玉ねぎの下で~はるかなる想い」。爆風スランプが、かぐや姫の「あの人の手紙」をカバーしたことがあって、玉ねぎの下で聴いていたのはかぐや姫のコンサートだったのかなと聞いていて思う。 にほんブログ村→トップに戻る お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[音楽] カテゴリの最新記事
|