予測する
午後遅くにTVの前で沈没したチビをほったらかしたら、そのまま床でお漏らししてしまった。学校や学童でのお昼寝では漏らさなくなってたから、つい油断した。時刻は午後四時を過ぎている。いいからそのまま風呂に入っといで! と追いやって、床掃除に励む。ホントはチビをひとりで風呂に入れると、まだ髪も頭のてっぺんしか洗えないし、ちと不安なんだけどね。まあ死ぬわけじゃなし、ちょっとずつ練習さ。出てきたチビに、風呂用のアラームで呼ばれた。身体を拭いてほしいらしい。そう、まだ身体を拭くのもかなり難しいから。たんすからシャツとパンツを出すのはひとりで勝手にできるから、「はい、着替えといで」と送り出した。おや。パンツじゃなくオムツを履いてきましたよ。就寝寸前まではいつもパンツなのに。パンツにしなよと促してみる。「……ネムクナッチャウカラ」あ。ちゃんと理由があったか。そういえば昨日も、うっかり沈没して漏らしちゃったし、沈没して誰かがオムツに替えて次の朝を迎えると、必ず「ダレガ、オムツコウカンシタノー」って訊くもんなあ。眠くなったら、自力では履き替えることが困難……という予想まで立っているあたり、すばらしいじゃないか。掃除の手間は減らないが、そんなことで、ココロの負担は激減するこのごろであります。