カテゴリ:それでもチビはチビ
ミニラがダウンして間もなく、寝室でゲームをしている小鬼のところへ行ったチビが、「シーッ!」といいながら居間へ戻ってきた。
「ミーチャン、ネテル!」 「うん、さっき寝ちゃったんだよ。オムツにしてあげないとね」 そんな会話をしてしばらくのち。 「フー。オワッタオワッタ」 満足げにチビがやって来るから、何が終わったのか尋ねたが、話が要領をえないためよくわからない。かろうじて、「ミーチャン」「ズボン」「パンツ」という単語が聞き取れたから、まさかと寝室を覗いてみれば。 寝ているミニラが、オムツ姿になってるではないか。 「チビが替えてくれたの?」 「ウン。コーシテコーシテ」 アクションつきで説明してくれる内容はよくわからなかったが、とにかく、すごいぞ。小鬼にはない注意力だ。そういえば学校や学童でも、周囲で気をつけていただいているせいもあるとはいえ、まだ一度も忘れ物がない。 才能の片鱗が見えてきた気もする五月末。もうすぐチビも七歳になる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[それでもチビはチビ] カテゴリの最新記事
|
|