カテゴリ:それでもチビはチビ
思えば保育園時代から、チビは散歩みたいのが苦手だったわけで。
チビのいた(ミニラのいる)園は、とても散歩が多い。すぐ近くに広い公園もあるし、車通りの少ない道もある。お迎えの遅い子は、日に二回とか出かけてゆく。 チビはずっとその散歩がキライで、園のほうでも融通をきかせ、他の組の子たちと遊んで待ってていいよということにしてくださったのだけど。 なんでキライかといえば、たぶん、出発のとき既に眠くてダルくて、うっかりみんなと出発しちゃうと戻りなんか辛くて、やっとれんからであろう。 小学校から、「農園に行ってない」と連絡を受けたときも、ああ遠足の延長だな……と諦めていた。ほかの子が収穫してくれたという野菜を受け取って、チビに話を振ってみても、反応はウスい。あまり強制してもしょうがない。睡眠障害のあるチビにとっては、眠いってのは尋常でない辛さだろうし。 でも昨日、連絡帳に、気になる一言が書いてあった。 農園から野菜を持ち帰ろうとすると、いつも大収穫で、ポリ袋じゃちょっときついんだそうな。子どもらはがんばって持ち帰ってるけど、今回はリュックのようなものを持たせてください、と。 ……あるんだよな、リュック。すごいお気に入りのが。どピンクのやつ。 「明日はこれを持って農園に行くんだよ」 出して見せると、「チビチャンノ」と嬉しそうにしている。 朝、「今日は農園に行くからね」と念を押した。 「疲れるだろうけど、帰ったら学校で寝られるから。いっぱい収穫して、がんばって持ち帰ってね」 そのあとの学童でどうなるかなーという危惧はあったけど。 お迎え時、学童から元気に出てくる姿があった。 重そうなリュックは、学童の先生に持たせている。こらこら。 学童でばったり寝て、なかなか起きなかったけど、起きたら機嫌よくおやつを食べたそうな。がんばったねチビー! 本人はさほど嬉しそうでもないんだけどね(がく)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 4, 2007 02:55:00 PM
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