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食育に栄養学も食事バランスガイドもいらない

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2007年12月20日
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私はあの件は忘れていました。
なんのことか、というと、
牛乳乳製品健康科学会議が新谷氏に送った公開質問状への新谷氏の回答に対しての反論」
ということです。
もっと分かりやすく言うと、
新谷弘実氏が、『病気にならない生き方1』で牛乳はよくない、ということを書いた。
それに対して、牛乳乳製品健康科学会議が新谷氏に公開質問状を送った。
それはウェブサイトにもアップされた。
その回答期限が2007年4月末日だった。
新谷氏は「期限を待ってくれ」と、延期を申し出た。
その後、情報は途絶えた。
ところが、12月18日に、回答に対する反論が発表された、という。
おいおい、回答の内容を我々はしらないんだ~。
どうなっちゃってんの?
公開質問の回答は公開しないの?
という素朴な疑問。ぼくが見つけられないだけなのかな?
「牛乳乳製品健康科学会議」のサイトへ行っても見あたらない。

>【牛乳有害説に業界有識者が反論 「科学的根拠ない」】
>新谷氏は、世界保健機関(WHO)の論文などを引用し、欧米のように大量に
牛乳からカルシウムをとる国で骨粗鬆症(こつそしょうしょう)や
>骨折の発症率が高率だ、などと回答した。
>これに対し、同会議は、「WHOは牛乳の多飲が骨折の原因であるとは
>述べていない」などと反論。折茂会長は「新谷医師の主張は、
>内外の研究論文から都合のよい部分だけを引用しており、
>科学的根拠はまったくない」と話している。
【出典】asahi.com
http://www.asahi.com/health/news/TKY200712180204.html

新谷氏から回答があったんだ。しらなかった。
その回答を検索して探したんですが、見つかりませんでした。
質問は公開しても回答は公開しないのかな?

ともあれ、以下に、もっと詳しく書かれてあるニュース記事を引用します。
ニュース記事はある時期が来ると削除されるみたいなので、
全文引用させて貰います。

====引用ここから====
「誤った統計の使い方」 健康科学会議「牛乳神話危険」に反論

 牛乳が体に良くないは科学的根拠がない-。新谷弘実医師の回答書に対し、
18日、「牛乳乳製品健康科学会議」(折茂肇会長)が出した見解は真っ向から反論。
牛乳神話の危険性に思い至ったとする新谷医師の主張に対し、同会議は
「誤った統計の用い方がある」と指摘。「科学的根拠が示されていないだけでなく、
全く該当項目の記載がないものもあった」とした。

 新谷医師は公開質問状の回答書で「腸の悪い患者に共通しているのが
乳製品をはじめとする動物性タンパク質の多量摂取という事実を医学的見地から考察。
牛乳を万人が飲むべき完全食品であるかのように訴える牛乳神話の危険性に思い至った」
と主張している。

 しかし、牛乳乳製品健康科学会議は、新谷医師が回答書で文献を提示しながら
論述している根拠について、「科学的根拠が示されていない。誤った統計の
用い方もあった」としている。

 新谷医師は、「牛乳を飲み過ぎると骨粗しょう症になる」という主張の根拠として、
「米国や欧州諸国のように大量に牛乳からカルシウムを採ることを勧めている
国の方が、牛乳からのカルシウム摂取の少ない国より骨粗しょう症と
骨折の発生率が高率である」という2003年の世界保健機関(WHO)の
勧告をあげている。

 これに対し、同会議は、「WHO勧告は原因解明の必要性を指摘したが、
牛乳多飲が原因とは一言も述べていない。一方でWHOと
国連食糧農業機関(FAO)は、
『カルシウムの最良の供給源は牛乳、乳製品である』と明確に記載している」
との見解を示した。

 「最大の牛乳消費国で骨折が多い」との新谷医師の主張に対しては、
同会議は「骨折のしやすさなどには人種的な遺伝要素もある。
カルシウムだけが原因でなく、タンパク質やビタミンDの摂取量も
関係してくる」と説明した。

 「牛乳中のナトリウムの摂取でカルシウムが排泄(はいせつ)
されてしまう」と新谷医師が指摘した根拠になる複数の論文について、
同会議では「ナトリウムの摂取がカルシウムの吸収に良くないことが
指摘されているが、牛乳中のナトリウム量はカルシウム排泄に問題があ
る量ではない」とした。

 さらに、新谷医師が「牛乳を飲む人の骨折率が1・45倍」の根拠
としたハーバード大学の研究論文は、「その研究者自身が
『統計学的に牛乳を飲む人と飲まない人の骨折率に差がない』と
結論づけている」という。

 ■都合良い部分引用

 「牛乳乳製品健康科学会議」の折茂肇会長の話 新谷医師の回答書を受領後、
回答書で言及・列挙されている論文やデータのすべてについて、改めて検証した。
その結果、「病気にならない生き方」の牛乳乳製品に関する主張については
科学的根拠がまったくないという結論に達した。

 新谷医師の主張は、内外の研究論文・臨床データの中から
「牛乳は体に良くない」という結論を導くために都合の良い部分だけ、
極端な場合はワンフレーズだけを引用することで成り立っている。
私どもは牛乳が人間にとっての完全食品とは考えていない。
ビタミンCや鉄分はわずかしか含まれていない。食べ物はバランスよく
摂取することが重要だ。

【出典】Fuji Sankei Business i.(2007.12.20)
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200712190035a.nwc
====引用ここまで====

公開質問状はこれ
http://www.j-milk.jp/topics/8d863s000007j0p1.html

【関連記事】「科学的検証ない」--北大名誉教授・仁木良哉さんが反論
http://www.j-milk.jp/topics/8d863s000006vdx1.html

この仁木さんの反論に対して私は「おかしなこと言うな~?」という
思いがあるのですけどね?

牛乳論争は決着はつきっこありませんね?そう思います。
ですから、私たちが、どちらの意見も読んで、自分で判断して、
飲む、飲まない、を決めたらいいと思うのです。

あ、ちなみに、新谷氏のこの本、病気にならない生き方
を読んで、牛乳をやめた方も沢山いると思います。
そう言う方が、牛乳をやめたために健康を害した、ということが
あるのでしょうか?
逆に、健康的に快適になった、○○の症状が改善した、
という方の方が多いのではないかなぁ?と、思っています。

理論より実践ですね?
牛乳をやめたからといって、なんら体に悪影響はありませんから。
このことは飯野が自身を持って言えることです。

牛乳消費量と骨粗鬆症患者の数は比例している、という事実は、
事実として受け止めて欲しいと思います。
科学的根拠より、実際の現象ですね?
大切なのは。





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最終更新日  2007年12月20日 19時26分47秒
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