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食育に栄養学も食事バランスガイドもいらない

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2008年01月18日
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今日は主婦/主夫のみなさんへの食育講座で~す。
私は、以前からスーパーに行くたびに、牛乳やその他の製品を取るのに
棚の奥へ手を突っ込んで新しいのを取り出す人を見るにつけ、
「格好悪い」「みっともない」と思っておりました。
「そんなコトするから賞味期限が過ぎて売れ残って処分品がでるんじゃないか」
などと、思っていました。
それで私は手前から製品を取りカゴに入れておりました。
また、賞味期限直前で割り引きになっている製品は積極的に
購入しておりました。

>以前、TBSラジオのストリームで、「エビシャケ」やってました。
>今日のテーマは、
>「スーパーで牛乳を買うのに手前から取る?奥から取る?」。
>聴取者からいろんな意見が寄せられました。

え?の飯野場合?
「どちらからも取らない」。
だって牛乳飲まないから。

牛乳は食品の一例ですね。ほかの飲料品や食料品も同じ事ですね。

「賢い主婦はスーパーで 手前に並んでいる 古い牛乳を買う」

これは「2006年度新聞広告クリエーティブコンテスト」の
最優秀賞受賞作のタイトルです。
受賞者は畑中大平(はたなか・ますひろ)さん。

↓全文は以下の通り↓

自宅の冷蔵庫に新しい牛乳を古い牛乳があれば、どちらから飲みますか?

古い牛乳ですよね。
賞味期限が過ぎて、棄ててしまうのがもったいないですから。

しかし、スーパーでは新しい牛乳を選んで買っていませんか?

新しい牛乳から売れていくと、そのぶん古い牛乳は売れ残ってしまいます。
日本では毎日約2000万人分の食料が、賞味期限切れなどの理由で棄てられています。

できるだけ、売り場の手前にある古い牛乳を買いましょう。
飽食や贅沢を見直すことで、
食料運送や消却処分時の環境負担を減らすことができます。

ムダを減らして、CO2排出を減らしましょう。

↑ここまで↑
【出典】
http://www.readme-press.com/koukoku/2006/no1_b.html

TBSラジオのストリームの「エビシャケ」に寄せられた意見には、
賛否両論ありました。手前から取るのに賛成の意見は大方、

「それが正しい買い方だ」

「なんでこんな当たり前のことをエビシャケで取り上げるの?」

「奥からとるなんて恥ずかしい」

などなど。
しかしこのblog記事で知ってもらいたいのは、反対意見です。
次のように要約できます。

「消費者はお金払ってるんだから、よい商品を選んで買うのは当然だ」

「売れ残るのは販売店の責任。仕入れ過剰!」

そこで私はこの広告文を、じっくり読んでみました。
読んでみるとおかしな論理展開です。まず第一に、
自宅の冷蔵庫とスーパーの売場を同じ土俵としてとらえています。
自宅でもそうするのならスーパーでもそうしなさい、
ということですね。

そうでしょうか?

>日本では毎日約2000万人分の食料が、
>賞味期限切れなどの理由で棄てられています。

これは明らかに、販売店は仕入れ過剰。メーカーは生産過剰。
だから賞味期限が来る。売れ残る。
それを、消費者が賞味期限まで日にちが沢山ある方から買うから売れ残るんだ、
と言うとしたら・・・・・・?

>できるだけ、売り場の手前にある古い牛乳を買いましょう。

という文章と、

>飽食や贅沢を見直すことで、
>食料運送や消却処分時の環境負担を減らすことができます。

というのは、なにが言いたいのか分からないんです。
「古い牛乳を買うこと」と、「飽食や贅沢を見直すこと」
の関連性が私には理解できないんです。

新しい牛乳を買うこと=飽食、贅沢

とでも言いたいのでしょうか?

>食料運送や消却処分時の環境負担を減らすことができます。

それより生産を縮小すれば運送費も減らせるし、売れ残りも減って、
焼却処分も減らせるのではないでしょうか?
それが環境負担を減らすことになるのではないでしょうか?

そして最後の行、

>ムダを減らして、CO2排出を減らしましょう。

これがなんだか分かりません。牛乳(食品)を古いのから買うことと、
CO2削減が私の頭の中ではつながりません。

>食料運送や消却処分時の環境負担を減らすことができます。

ということからの続きだとは思うんですが。
よ~く読み込まないと理解できない文章ですね。
この広告、一体何を主張したいのでしょうか?
なんだか脈絡のない後味の悪い最後の一行です。

これはイメージ広告ですね?
つまり、なにやら読む人の心をグサリと刺したり、
「そうだよね~」と共感を得る言葉をちりばめたりしているだけです。
内容なんてなんだっていいんです。文脈のつながりなんてなくっていいのです。
むしろ、脈絡なんてない方がハートに訴えるのかも知れません。
だって広告文なんて真剣に読まないもの。
目に入る言葉のイメージが頭に残ればいいんですもの。

そこでこのblog記事のタイトルをもう一度書きますね?

日本の将来を憂えている賢い主婦はスーパーで、奥に並んでいる、新しい牛乳を買う

です。

そうすることによって・・・・・、

売れ残りを多く出す

仕入れ量を少なくさせる

生産量を少なくさせる

ムダを減らして

CO2排出量が減らせる

もう一度書きます。

日本の将来を憂えている賢い主婦はスーパーで、奥に並んでいる、新しい牛乳を買う

毎日売り切れれば賞味期限改ざん事件なんて起こらなかったことでしょう。

 





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最終更新日  2008年01月18日 19時13分16秒
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