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食育に栄養学も食事バランスガイドもいらない

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2008年03月02日
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牛乳飲んじゃ いけないよ
スポック博士は 育児書の
最終版で 書き換えた
なんか変だな なんか変だな


この歌に秘められた思いはなんでしょうか?
スポック博士がその著書『スポック博士の育児書』の中で、
牛乳に関してどんなことを述べているのか知りたいが為に
同書を自腹切って買いましたよ。アマゾンで。古本で。値段?
162円でした。送料・手数料の方が高かった。
あ、私が購入した古本は、平成3年8月1日発行改訂16刷、ということで、
翻訳本の「最終版」として出版されている一つ前の版だと思われます。

以下は「一年を過ぎたこどもと牛乳」という小見出しの文の冒頭の部分です。

「牛乳には、人間の体に要る、ほとんど全部の成分が、含まれています。
すまり、蛋白質、脂肪、糖分、ミネラル、それに、たいていの
ビタミンが入っています。
もっとも、よくバランスのとれた食事をしている子なら、
牛乳を飲まなくても、他のたべものから、こういった大切な
栄養素をとることができますが、どうしても牛乳に
かなわないのはカルシウムです。
牛乳は、カルシウムをたっぷり含んでいる唯一のたべものなのです。
だから、こどもには、どんな形にせよ、一日平均4本か5本の
牛乳を与えなければいけないのです。」


たったこの数行の言及の中にも「?」な点が見うけられますね?
ちなみにスポック博士の言う牛乳1本とは180mlを意味しています。

そういうことを述べていた博士が、次の第7版では、
これまで述べていたことと全く逆のことを書いたのでした。
私は原書を読んでいないので、わかりませんが、森下敬一さんは
『ガンは恐くない』の中で次のように書いています。

「何しろ、育児書としては他に並ぶもののない最高権威の教科書として、
世の母親たちが、絶対的信頼を寄せ、そのご託宣をひたすら実践してきた、
いわばバイブルにも匹敵する程の浸透性と影響力を持ってきた
書籍における、その内容の大変換であるわけだから。
なんと、次のような論が展開されているのである。

『幼児が二歳に達したら、牛乳や乳製品は止めること。
(成長ホルモンなど有害作用をもたらす因子を含んでいる)
また、肉類も(脂肪やコレステロールが多いから)、できるだけ
少なく摂るようにして、原則として
穀・菜食にするのが理想である。なぜならば、人体に
絶対的に必要で欠かすことのできない栄養素は、
穀物・野菜・豆類を食べることによって、充分に
摂取補給できるからである』


何のことはない、これは、森下自然医学の理論そのものである。」

肉に関してもスポック博士は前の版までは、勧めていましたよ~。

あ、ちなみに日本語の「最新版」として出版されている
『スポック博士の育児書』では、牛乳に関する言及が
ぜんぜん改訂されていないそうなんですね?
私は確かめたわけではないのでなんともいえませんが、
ご存知の方おられますか?

実はスポック博士が他界した後、「第8版」も出版されました。







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最終更新日  2008年03月02日 21時19分10秒
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