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2014.05.21
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テーマ:新サービス♪(4)
カテゴリ:カテゴリ未分類
 楽天のニュースリリースで、楽天が 2013 年 9 月に米国の Viki を買収したのをご存じの方も多いことと思います。

 参考記事:楽天、ビデオストリーミングサービスを世界で展開する米国Viki社を買収 [外部リンク]

 Viki とは、Video + WikiPedia みたいなイメージの字幕付きビデオ配信サービスです。
 その Viki がいよいよ Rakuten Viki というサービス名でリニューアルオープンされましたね。

 Rakuten Viki [外部リンク]

 もちろん、楽天市場のトップページからもアクセスできます。

viki
(クリックで原寸表示)

Viki は YouTube とは何が違うのか


 YouTube の場合は個人または企業が動画をアップロードして配信しますね。
 このときに、個人がアップロードした動画で著作権違反が発生することが問題になることが多いのです。
 YouTube には、広告や視聴回数に応じて報酬を支払うというシステムがありますので、違法コンテンツをアップロードした人に報酬が入ってしまうという問題も抱えています。
 最近は取り締まりが厳しくなってきたとは聞きますが、いたちごっこになっていることが多いですね。


参考記事(外部リンク):
 youtubeで他人の動画や公共の放送物パクって、収益化広告つけて荒稼ぎするとどうなるの?
 著作権--YouTubeを見るだけで捕まる恐れがある
 「Share」「YouTube」アップロードに続々逮捕!!どうなる動画投稿?!
 「違法配信に関する利用実態調査」(2013年版)結果及び 著作権保護・促進センターによる削除要請件数の公表について [日本レコード協会]
 【実録】YouTubeに著作権違反と判断されるとどうなる? ← こちらは Google 自動著作権チェックの誤認識のケース


 私は、映画やドラマ、アニメなどが YouTube にアップロードされて配信されることについて、今後のクリエイター市場に対する不安を抱いておりました。
 もちろん、サービス利用者側からすれば、一円でも安く、できればタダ同然でいろいろな情報を見聞きしたいという欲求はあるでしょう。

 しかし、このようなサービス利用のしかたはコンテンツ制作者や提供者の食いぶちを大きく削ってしまうことになります。
 視聴する方は一銭も支払わない一方で、制作側は数百万~数千万、もちろん映画レベルになると億単位で金をかけてせっせとコンテンツを作っているのではとても割に合いません。


 Viki は、視聴者のそういった傾向を逆手に取ったマネタイズで成功したビジネスモデルといえるでしょう。
 Viki では、著作権処理済みの動画にユーザーが字幕を付けていく方法を取っていますから、動画が配信されると、各国のユーザが有志でコンテンツを翻訳することにより、あっという間に世界中でコンテンツを共有できるようになります。


Viki を使うとどんなメリットがあるのか


 Viki を使うメリットには、ざっと以下のようなものが挙げられます。

1. 動画は著作権処理済のため、視聴されれば権利者に収益がもたらされる
2. 違法コンテンツが出回るまえに Viki で動画配信されるとともに多言語での字幕がつくため、違法コンテンツ・海賊版の流出や流通にブレーキがかかる
3. 配給側は在庫を抱えずに動画を提供するだけなので、管理費と人件費の大幅削減が可能となる
4. ユーザが有志で翻訳に参加できる(自己表現の場が生まれる)
5. 今後は翻訳者の貢献度に応じて楽天ポイントによる報酬を発生させるしくみが整っていく予定(検討中)
6. SNS 機能を備えているので、お気に入り動画のシェアやコメントなどを通じてコミュニケーションをとることができる


 一般視聴者は世界中の様々なコンテンツを無料で視聴できるというメリットのほかに、外国語が堪能な方であれば、字幕作成に参加することでサービスに貢献できるというのが魅力となるでしょう。


 現在、配信されているコンテンツの 85% 以上がハリウッド以外のものとのことなので、ハリウッドは著作権がらみになるとこういったサービスには難色を示していそうですね。
 この辺は追って調査したいと思います。

 今まで映像翻訳で食べていた人たちのパイの取り分が減るということも多少は懸念されますが、プロの翻訳者が Viki に参加して、品質のよい翻訳コンテンツを提供することによって、自身のプロモーション活動に役立てていくのも可能になるでしょう。
 また、翻訳のクオリティが高ければモデレータからの声がかかりやすくなる可能性もありますから、考え方一つで活躍の場が広がりそうですね。

 とにかく分かりやすい収益モデルが見えるサービス体系で、今後の展開が期待されます。
 楽天ブログや楽天プロフィールへの動画埋め込みが可能になれば、既存サービスの利用価値が向上し、楽天も広告収入で潤うというシナリオになっていくと思うんですけどね。

 Viki の具体的な使用感については、もう少し時間的余裕ができたときに記事にしてみたいと思います。


 リリース時点でタイトルが『海賊盤』になってるとこが、スネークマンショーの時代の先読みセンスが光ってたなあという一枚。




 参考記事:楽天が買収した“動画のWikipedia”「Viki」とは ユーザーが字幕投稿、即座に世界配信 三木谷社長「これは革命」 [外部リンク]




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最終更新日  2014.05.22 10:30:42


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