入門投資信託のしくみ
2021年度68冊目💰投資信託は本来、お金の多寡にかかわらず、生活者が誰でも、それぞれの身の丈で平等に投資に参加できるしくみをもった、非常に優れた金融商品。💰投資信託は本来、長期保有を前提とした商品性を持っている。💰確定拠出年金のメリットは、税制メリットを受けられる。💰投資信託は、破綻のリスクに強い。ありとあらゆるものに小口投資できる。個人では直接投資できないマーケットにも、手軽に投資できる。💰受託銀行の仕事・ファンドの組入資産の保管、管理・組入有価証券の売買の実務・ファンド資産の計算💰不動産投資信託J-REIT💰バリュー投資とは、低PBR,低PERの銘柄に投資する。市場での人気が低く、誰も注目していないうちに買う。株価が上がるまでには時間がかかるが、安く買っているため、大きく値下がりするリスクは低い。💰モーニングスターや投信まとなびで、過去3年程度の資金流出入の傾向を把握する。💰ランキングはまったく無意味。💰長期投資:相場＝価格は当てられなくとも、成長を生み出す前提の価値に投じていれば、時間の経過とともに収益が増大するという考えに基づく投資。💰長期保有を前提に株式型投資信託を購入する場合は、売買高比率をチェックし、なるべく低いファンドをさがすこと。さわかみファンド。💰交付目論見書だけみれば十分。（投資信託説明書)💰交付目論見書を受け取ったら、まずは冒頭のページに記載されている商品分類や属性区分で商品の大まかなタイプのあたりを付け、ファンドの目的、特色からより詳細に、ファンドの特性をチェックする。💰運用実績については、最近5期の運用実績、当期中の基準価額等の推移をチェックする。💰運用報告書は、目論見書、運用レポートと同様、投資信託会社や販売金融機関のウェブサイトを通じて、誰でも簡単に入手できる。💰運用レポートでファンドマネジャーがどういう視点で投資家の資金を運用しているかがわかる。💰運用管理費用:できるだけ比率の低いファンドを探すべき。💰解約時、信託財産留保額は、ファンドを解約した人が負担する。💰売買手数料と監査費用は、間接的に信託財産から徴収される。💰所得税:原則として20.315%の源泉徴収税。配当所得への課税は源泉徴収が差し引かれて支払われるが、譲渡所得への課税を源泉徴収とするためには、投資信託を購入する際の口座を特定口座（源泉徴収あり)にしておく必要がある。💰投資信託を上手に買うための13ポイント1.アドバイスはあまり当てにならない。カモネギになってしまう。自分で冷静に考えること。2.金額ベースと口数ベースがある3.投資信託の注文締切時間は14:30が基本。4.受渡までの期間はファンドによって異なる。5.絶対に解約不可というクローズド期間がある。6.投資信託会社や金融機関が破綻したら、運用中のファンドは解散するか他社に引き継がれる。特定の販売機関のみのファンドに注意。7.投資信託の二大収益源は、値上がり益と分配金。8.長期保有なら再投資コースを選ぶべき。9.投資信託の分配金は、預金の利息とは、まったく異なるものなので、高ければいいというわけではない。10.アクティブ運用は選別が困難11.投資信託の買い方は積立が王道12.長期投資ほどメリットが大きい13.長期投資の前提は分散投資。生涯を通じてずっと投資し続けること。入門投資信託のしくみ 見る・読む・深く・わかる [ 中野晴啓 ]
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