おせち料理に・・・北海道産のとても珍しい「数の子」はいかがですか?
先日のショウジの環境勉強では、「おせち料理」の定番である幻の黒豆「黒千石」についてご紹介しましたが、本日は「数の子」についてご紹介します。「おせち料理」には・・・食材ごとに縁起の良い意味や願いが込められていますが、「数の子」は、子沢山や子孫繁栄を願う縁起物として、おせち料理には欠かせませんよね。↑こちらの「数の子」・・・とても珍しい「数の子」なんですよ。実は・・・北海道産「数の子」なんです。昔、北海道(日本海側)の沿岸には、産卵をするため、ニシンが大量に押し寄せ、ニシンが豊漁だったそうです。それは、ニシンの雄が放出した精子で海面が乳白色に染まる現象が起こるほど大量のニシンが沿岸に押し寄せていたそうです(「群来(くき)」と呼ばれていたそうです)。しかし・・・そんなニシン豊漁に湧いたのは、昭和20年代の終わり頃まで・・・1954年の群来を最後に、北海道(日本海側)の沿岸にはニシンが姿を見せなくなり、「幻の魚」となってしまったそうです・・・そして、ニシンは海外(米国・カナダ・ソ連・ヨーロッパなど)から輸入されるようになり、お正月に欠かせない数の子は、殆どが海外産になってしまったそうです・・・そんな状況下で、1996年に北海道は「日本海ニシン資源増大プロジェクト」を行ない、稚内水産試験場、余市中央水産試験場が「稚魚の生産と放流」「産卵場所の形成」「未成熟魚の保護」を柱にプロジェクトを開始したそうです。そして・・・2004年春に石狩湾にニシンの魚影が復活し、1,000tが水揚げされ、2009年には約2,000トンの漁獲があったそうです。その後、2010年には、北海道余市にニシンの群れが現れ、ニシンの雄が放出した精子で海面が乳白色に染まる「群来(くき)」の現象が確認されたそうです。そして・・・現在は、放流を行ったり、漁獲高を制限するなど国産ニシンを守る活動も行われているそうです。昔のように乱獲して資源(ニシン)が姿を消さないように、これからもニシンを守りながら漁獲を行っていきたいですね!!さて・・・↑こちらの「数の子」ですが、産卵期の新鮮なメスから生のまま(冷凍処理を行わず)完熟した卵を丁寧に腹出しして、伝統的な製法で幾日もかけて自然海塩水だけで、血抜きを繰り返して作っているそうです。また、着色料を一切使用していないそうですが、伝統的な製法で作ることで天然の卵が持つ美しい黄色に仕上がるそうです。このような、こだわりの「数の子」でお正月を過ごすのはいかがでしょうか?~募金のお願い~「東北地方太平洋沖地震」の被害に対して、「Yahoo! JAPAN」さんが行っている復興支援募金ですが、「Yahoo! JAPAN」さんが行っている募金には、yahooポイントが使えますので・・・ポイントを眠らせていた方、ポイントが貯まっているけど使用用途が無い方など、今回の「東北地方太平洋沖地震」の復興支援募金に使用してみてはいかがでしょうか?復興支援募金はこちらから復興全般、子どもや女性のケア、環境、ペットなど、皆さんが支援したいカテゴリをピンポイントに支援ができるシステムです。http://shinsai.yahoo.co.jp/bokin/環境ブログランキング良かったらクリックをお願いします。人気blogランキングへ