札幌の賃貸【逍遙館】の軌跡

映画のセットじゃありません。

ず～っとず～っと気になっていたんです。
この辺りを通るたびにシャッターを押すことはあっても、なかなか入る機会がありませんでした。
入りたいと思ってもヤムヤムを連れていたり、ほかに行く用事で急いでいたり、閉まっていたりと理由は様々。

ところがつい最近ようやくそのチャンスが訪れたのです。
のれんが「おいでおいで」とはためいています。
12時ジャスト、いざ入場！


値段がじつに良心的でびっくりです。

お店の中央になつかしのストーブが鎮座しており、4月末だというのに火が着いていました。
そう、その日は驚くほど寒い日だったのです。
だから、肉そばを注文いたしました。



この時間だから当然といえば当然なのですが、次から次にお客さんが入ってきて、あっという間にテーブル席はうまっていきました。
そばをすすりながら、この状況に興味深々。
客層は、ご夫婦、学生、労働者風の団体、サラリーマン風の独身と思われる男性、という具合に実にバラエティに富んでいます。

支払いを済ませてお店をでたときに、すれ違いざまに外回りの仕事の最中と思われる男性二人が、こんな会話をしながらお店に入っていきました。
男性1「びっくりするくらい昭和レトロだから」
男性2「見るからに、入るの勇気いるんだけど」
男性1「だろ。でも美味くて安くてサイコーだよ」
男性2「いいね～」

ハイ！美味くて安くてサイコーでした！！

｜逍遙館俱楽部代表｜

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