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カテゴリ:日々のだいじ
ご近所の八百屋さんでバナナを手にしたら【台湾バナナ】でした。 お久しぶりです!! そういえばつい最近ですが、道新でバナナの記事を目にし、懐かしい台湾バナナのことを思い出したところでした。 子供のころに食べていたバナナは台湾バナナ。 いつの頃かフィリピンバナナが登場しましたが、甘くて美味しいのは台湾バナナだと思っていました。 そのうち台湾バナナを見る機会が減り、気付いたときにはフィリピンバナナオンリーに。 あるところにはあったのでしょうが、庶民の代表のようなわたしのまわりからは姿を消したように思えました。 調べてみたら・・・。 日本にバナナが入ってきたのは明治時代で台湾からの輸入でした。1963年にバナナの輸入が自由化され、台湾からの輸入量が急増、しかし70年代には台風の影響を受けやすく、品質が不安定な台湾産に代わって、日本へ輸出するための広大なバナナプランテーションができたフィリピンのミンダナオ島より大量に出荷されるようになったことで、フィリピン産バナナが多く安く店頭に並ぶようになりました。現在でも、フィリピンからのバナナが輸入量の85%~90%を占めているそうです。 そうか!やはりバナナを取り巻く事情の変化があったからなのですね。 では、なぜ今また台湾バナナを目にするようになったのでしょう? フィリピンで何か今までと異なることが起こっているのかしら? ここ最近エルニーニョ現象により、これまでフィリピン諸島を滅多に通ることのなかった台風が毎年通過、特にミンダナオ島の被害が増大しているそうです。 更に、天候不良が原因でバナナにとって致命的な病気であるパナマ病が流行しているとのこと・・・。 う~ん、バナナひとつを取っても様々な要因で状況は変化してしまうんですね。 過去に台湾バナナがフィリピンバナナに取って代わったのが台風の影響で、今はフィリピンがまた台風で被害にあっている・・・。 何十年もかけて作り上げてきたものが、どうにもならない自然現象で壊れてしまうのは、恐ろしいことだと思いました。 |逍遙館俱楽部代表| ブログランキングに参加しています。 マークをポチッとお願いいたします! 100年住宅「逍遙館」のブログを読ん頂きありがとうございます。 入居を考えられているみなさん、こちらをどうぞ! → 逍遙館公式サイト お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2016年06月15日 00時00分09秒
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