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カテゴリ:日々のだいじ
NHKの朝ドラ【とと姉ちゃん】を欠かさず見ています。 今は昭和19年。戦争が終わりに近づいているとはいえ、ヒロインの取り巻く世界が辛く苦しい状況であることに悲しい気持ちになります。 この72年前の世界は、過ぎ去った遠い昔の話ではなく、この先わたしたちに降りかかって来るかもしれない近い将来だとしたら・・・。 家族で美味しいものを食べに行くことや、ちょっとしたおしゃれを楽しむことや、自分にとって大切なものを手元に置いておけること。 贅沢とは程遠いけれど、ささやかな幸せやあたり前の自由な生活は、戦争によって奪われてしまうのです。 庭で育てた花を飾ることですら、「浮かれた非国民」と理不尽にも叱責されるそんな信じられない生活を強いられる戦争。 監視・密告をしてまで己を守ることに汲々とする隣人もまた、戦争に巻き込まれたが故に変わってしまったのだとしたら、自分だってどうなるかわからないのです。 まして愛する家族が、紙切れ一枚で人生を奪われるとしたら。 それが戦争だとしたら、何としても阻止しなくてはいけないと思います。 今日、仕事の帰りに期日前投票に行ってきました。 この先の日本の運命がかかっている大事な選挙です。 自分の周りの世界が、気付かぬうちに少し前と明らかに変化していることに驚くことがあります。 指導者が変われば、わたしたちの生活は変わってしまうのです。 その指導者が間違った方向を向いていたら、わたしたちの意思とは無関係にあたりまえの自由もささやかな幸せも簡単に奪われてしまうのです。 他人事ではなく、【何が本当に大切なのか】よくよく考えなくてはならないと強く思いました。 珍しく強いメッセージを書いてしまいました。 差し込んだ写真は先週写した札幌市資料館前のバラ園の景色です。 どれをとっても美しい光景だと思います。 それは自然のつくる美しさだけではなく、この日この場所にいた全ての人たちが、やさしい笑顔にあふれ、幸せな気持ちで満ち足りていたからだと思います。 この平和で自由な美しい生活を失いたくないのです。 |逍遙館俱楽部代表| お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016年06月30日 00時50分06秒
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