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テーマ:気になったニュース(30259)
カテゴリ:独白
早速、全国健康保険協会に問い合わせてみました。
問い合わせた内容は、 1.誰がどういう権限で健康保険証の裏面に臓器提供意思表示欄を記載させたのか。 2.私は臓器移植に反対しており、ドナーカード自体所持したくないので 臓器提供意思表示欄の記載のない健康保険証を発行して欲しい。 問い合わせて1時間後くらいに回答の電話が入りました。 回答の内容は要約すると 1.健康保険証の裏面に臓器提供意思表示欄を記載するようになったのは 最近のことではなく、平成19年1月以降に発行されたものから。 2.これは国の方針によるものであり、協会の権限ではない。 3.当協会だけではなく、健康保険証を発行している他の団体も同様である。 4.臓器提供意思表示欄への記入は任意なので空欄のままでもいい。 5.臓器提供意思表示欄の記載のない健康保険証は発行できない。 6.詳細は厚生労働省の本省に問い合わせて欲しい。 とのことでした。 国会で健康保険証の裏面をドナーカードにするなんて いったい何時決まったのだろう? ニュースで取り上げられたのでしょうか? こういうことが決まったこと知らなかったのは私だけでしょうか? 協会からの回答で臓器提供意思表示欄への記入は任意と言われたので、 私は「○○さん(対応してくれた方)に申し上げても仕方のないことなんですけど・・・」 と前置きして、 「ある日、私が交通事故にあったとします。 たまたま通りがかりの方が助けてくれて、 その方が空欄のままの健康保険証を見たとします。 実はその方には臓器提供を待つお子さんがいたとします。 自分の子どもが助かる確率が高くなるかも ・・・と思って 故意に書き込む可能性が絶対にないとは言えないですよね。 愛するわが子を助けるためなら・・・ と考える親御さんがいたっておかしくないですよね? 私はドナーカードを所持すること自体にリスクが発生すると 考えているので持ちたくないのです。 持たないことも個人の意思です。 それを他人に強制され、侵害されることが不愉快でならないのです。」 そう言うと、担当の方は 「そのようなお考えを持たれるのもよく分かります。 ですが、私どもとしても国の方針に従っているだけなので 何ともしようがありません。 申し訳ありませんが、本省にお問い合わせ下さい。」 と言いました。 とても丁寧な対応だったので、私もそれ以上は噛み付きませんでした(苦笑) ということで、厚生労働省に問い合わせるしかないですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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どうでもいいこと問い合わせるなよ。税金の無駄につながるよ・・・
(2009/06/16 09:30:26 PM)
セカンドさん
コメントありがとうございます。 セカンドさんにとってはドナーカードを所持するか否か、 ひいては臓器移植に関する問題はどうでもいいことということですね。 あなたにとってどうでもいいことかもしれませんが、 私にとってはとても重要なこと。 まぁ、人それぞれ価値観の違いですね。 納得できないことを見過ごすことができない性格なので。 税金の無駄遣いですか(笑) 国民の疑問や質問に答えることも政府の仕事だと思います。 厚労省のHPにこの件について記載されていれば私もわざわざ問い合わせはしませんが、記載されていないから問い合わせただけの話です。 近日中に厚労省へ問い合わせた結果を載せますので、宜しければご覧下さい。 どうでもいいとお考えのセカンドさんにとっては読むだけ時間の無駄ですね(笑) 失礼しました。 (2009/06/16 10:21:45 PM)
たしかにそういう自由が尊重されるべきですが、
現実問題として、臓器の提供を待っている人々がいるわけですから、保険証にドナー意思表示を記載しているということは、我慢していただければと思います。 ちなみに、ドナーカード(健康保険証)には「署名欄」があるので、誰かに改ざんされる可能性は少ないと思いますよ。 また、上記のコメントで、政府に対する説明責任を果たすことに関する指摘は妥当だと思います。 ただ、国が決定した事態のすべてを、すべての国民に対して知ってもらうことは困難なので、ある程度は妥協するしかないと思います。 しかし、ホームページ等には説明を書くべきだとは思います。 (2009/06/27 11:10:45 AM)
あなたが世間知らずです。
もっと世の中の事に関心を持ちましょう。 ここまでこぎ着けるまでに涙した家族の方がいる ということにも配慮してあげてください。 (2009/07/14 04:21:03 PM)
松本さん
コメントありがとうございます。 遅ればせながらお返事を。 >現実問題として、臓器の提供を待っている人々がいるわけですから、保険証にドナー意思表示を記載しているということは、我慢していただければと思います。 私にはそこが分からないのです。 臓器提供したいと思っている方が沢山いるのであれば、なぜ皆さん従来のドナーカードを所持携帯しないのでしょうか? ドナーカードなんてコンビニや病院のカウンターに束になって置いているじゃないですか。 提供したい臓器を書き込んでお財布にでも入れておけば済む話です。 保険証に記載する必要性が感じられません。 >ちなみに、ドナーカード(健康保険証)には「署名欄」があるので、誰かに改ざんされる可能性は少ないと思いますよ。 松本さんはとても善良な方ですね。 署名なんて本人が書いたかどうか分かりませんよ。 家族だって脳死状態の家族を目前にしたら、筆跡が本人のものか判断を誤ることもありますし、家族がいない人であればなおさらです。 自筆遺言書のように家裁で検認することもないでしょうし。 すべての人が善良であれば、私が危惧する問題も起きないでしょう。 でも、残念ながらそれはあり得ない話です。 (2009/07/15 01:38:00 PM)
サードさん
コメントありがとうございます。 >あなたが世間知らずです。 >もっと世の中の事に関心を持ちましょう。 >ここまでこぎ着けるまでに涙した家族の方がいる >ということにも配慮してあげてください。 私が世間知らずか否かはどうでもよい話ですが、 世の中のことに関心がなければ、この場で敢えてこのようなことは書きませんよ。 個人的な見解として言わせて頂くと、 「自分や家族が生き長らえるために他人の臓器を欲しがる」人の方が 自分のコトしか考えていないように思えます。 ご都合のよろしい時にでも4月27・28日、6月15日のブログも是非読んで見て下さい。 私が憂慮するのは、このプロパガンダに惑わされて 『軽薄な善意』が増えるのではないかということです。 それぞれの立場や自分自身の死生観、社会的問題、法律的問題、さまざまなことを思慮の上、 臓器移植に賛成ならば私は何も申しません。 雑務で忙しく更新できませんでしたが、今月中には政府が臓器移植を推進する思惑を 掲載したいと思っておりますので、どうぞまたお立ち寄り下さい。 (2009/07/15 02:03:56 PM)
自分もドナーカードはその趣旨を理解したうえで賛同した人のみが所持すべきものだ、と考えます。少なくとも従来自分でドナーカードを入手した方々はそういった方々ではないのでしょうか?
深く「移植医療」について考えた事がない方でも、自分の「灰になる臓器で助かる命がある」と思えば半ば強制的に手にしたドナーカード(保険証)を前にかなり多くの方は「臓器提供…○」と意思表示するのではないでしょうか? しかし、それが恐ろしい事でそうした風潮が根付いてしまったら「自らの信念に基づいて」臓器提供を拒む人間は「ヒューマニズムの希薄な人間」と死んだ後も世間に後ろ指さされるのではないかな?と。 また、マスコミは渡米して心臓移植した子供をあたかも根治したかの如く報道してますが、実質的に心臓移植は延命治療であり、10年後生存率は過半数にも満たないですよね…10年の命に価値が見出せるかは本人やその家族の問題ではありますが、マスコミはそういった事実は伝えず「奇跡の甦生医療、臓器移植」といったテーマの強調ばかりです。国民に冷静な判断を下す材料の提供、には力不足ですよね… 「定額給付金申請書」のように一律に発送して「記入(所持)するも破棄するもあなた次第」というのなら判らないでもないですが健康保険証は破棄できませんからね。 妻の社保証の更新でこの事実を知りました。(自分自身は組合管掌保険であり、いまだに紙の保険証デス^^)妻に「もしものときドナーになるつもりならば、コレ(保険証)ではなくドナーカードを独自に入手してそれに意思表示なさい。」と言いました。 保険証も単独ドナーカードも同じようなモノ?いや、全く違いますよネ。意志表示に於いて重要な要素である「主体性」の重みがまるで違います。些細なようでいて、重大な違いです。 (2009/07/31 11:58:29 PM)
無頼さん
コメントありがとうございます。 レス遅くなって済みません。 無頼さんの仰る通りだと思おいます。 やはり、臓器提供の意思がある方は既にドナーカードをお持ちだと思います。 私はそもそも臓器移植自体に反対なので、ドナーカードを所持していませんでした。 でも、厚労省はドナーカードの所持率が低いのは「周知徹底していないから」と考えてる・・・というよりも考えたいのではないでしょうか。 ですから、健康保険証の裏面にドナーカードを持ってきたのだと思います。 厚労省としては何としても臓器移植を増やしたいのです。 その理由は厚労省に問い合わせて分かりました。 結果をブログで更新しようと思っていたのですが、資料があまりに細かい文字で読むのが大変なために遅れています。 でも、必ずブログに書きますので、臓器移植に賛成の方も反対の方も読んで頂きたいと思います。 (2009/08/19 05:43:54 PM)
ちゃんと問い合わせ確認してくださった方があったおかげで、こちらの疑問もいくつか氷解いたしました。ありがとうございます。勝手ながら、拙ブログにリンクを貼らせていただきました。よろしくお願いいたします。
http://blogs.yahoo.co.jp/spitzibara/55147850.html (2009/09/01 03:33:49 PM)
spi*zi*ar* さんのブログから飛んできました。今年10月に保険証が変わって裏を見てびっくりしてたのですが、まさかH19年から変わっていってるとは。。私の周りにもきっといただろうに、そのことに自分の保険証が変わるまで気づかなかったということがヒタヒタとしのびよるようで怖いです。
無頼さんのコメントとほぼ同意見です。 単独ドナーカードと保険証の裏とでは、天と地ほどの開きがありますよね。 (2009/11/05 02:42:39 PM)
haruさん
コメントありがとうございます。 やはり、驚かれる方が多いのではないかとおもっていました。 『カードを持つか持たないかの自由』と、 『困っている人がいるからいいじゃないか』と云うのでは、 論点があまりに違い過ぎるものだと思います。 それはそれ、これはこれ、とキチンと分けて考えるべき問題で、 厚労省による済し崩し的に情に訴えて誤魔化すようなやり方は 許されるべきではないと思っています。 ここのところ本業と子猫の里親さん探しに奔走して、 以前から告知しております『厚労省の思惑』に関する資料をアップしていません。 気になって時々訪れて下さっている方々、 申し訳ありません。 必ず、アップしますので今しばらくお待ち下さい。 (2009/11/09 03:09:45 PM)
結構昔の日記なのでご本人も見ないかもしれませんが書き込んでみます。
ドナーカードは臓器提供をしたくない人の意思表示のためのものでもあるそうです。 「3.私は臓器を提供しません。」って欄があるはずです。 もちろん他人がその上から書き直したって無効になるだけなので、そんな心配もありません。 その当時のカードはもしかしたらその部分が無かったのかもしれませんが手書きで書き足せばそれが有効になります。 ってそんだけの話です。 una_siestaさんは提供しないって意思があるだけ何もしない人より立派だと思います。 (2010/05/30 12:59:27 AM)
書き込まれるのが嫌なら、そこに×をつけるなり塗りつぶすなりして書き込めないようにすればいいじゃない
機転を利かせようよ (2011/05/01 02:54:41 PM)
とおりすがりさん
書きこまれるのイヤじゃないですよ。 色々な意見があって当然のことですから。 この場は、自分はこう思っているけれど、 他の人達はどう思っているのだろう? それを知る場の一つです。 ですから、どうぞ、お好きなように意見を述べて下さい。 テーマと関係ないことは、削除していますが、 それ以外は、削除する気はありませんので。 (2011/07/06 01:53:27 PM)
ドナーカード登録しようと思ったけど、押し付けられている感じがするので、やめることにします。
自分みたいに決断する人もいるってことを、これ決めた人も知ってほしい。 国民の自由意志なめんな! (2012/03/12 11:38:33 PM)
ドナーカードの存在を知らない人や、知っててもどこで貰えばいいかわからない人のために載せてあるだけじゃん。
いやなら書かなきゃいいし、筆跡でも残しとけばいい。 馬鹿なの? まさに社会問題化しているモンスタークレーマー (2013/09/21 09:30:37 PM) |