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テーマ:アニメあれこれ(26175)
カテゴリ:アニメレビュー・トピックス
第1話「輝きの時」
<あらすじ> 2048年。モーターレースは進化し、人型ロボットによる格闘レース「IGPX」が人気を博していた。IG-2で優勝し、トップリーグ・IG-1へ参加が決まったチーム・サトミ。しかしディフェンスのリズはフォワードのタケシが気に入らなくて喧嘩ばかり。パーティー会場では次の対戦相手、チーム・スレッジママのヤマーに手荒い歓迎をうけるタケシ。はたしてチーム・サトミはIG-1で勝利することができるのか?時速600キロのIGマシンでトップを目指す!(公式サイトより) <感想・レビュー> 「BLOOD+」で注目を集めているプロダクションI.G.だが、こちらも注目の新作。アメリカのアニメーション専門チャンネル「カートゥーン ネットワーク」との共同企画と来るから、I.G.の世界戦略上、非常に重要な位置づけにあることは間違いないだろう。 (ちなみにアメリカ版の吹き替えは、ハーレイ・ジョエル・オスメントに、マーク・ハミル、ミシェル・ロドリゲスと、ハリウッドスターが勢ぞろい。これ、ギャラ代いくらかかってるんだ?下手すりゃアニメ制作費よりも高くつくぞ。) その「IGPX」の監督を務めるのは本郷みつる氏。私には、『クレヨンしんちゃん』の元監督というイメージしかないんだよねえ~。しかも、シリーズ構成も務めるというから、ストーリーの面においても注目したいところである。アメリカでも放送されるというから、これで世界の「Mitsuru Hongo」になれるかどうか。 中身に入ろう。OPはもう、アニソンの王道をいっている。どことなくヒーロー戦隊シリーズの主題歌のノリを思い起こさせる。それに合わせて、IGマシンが走り、パイロットが口ずさむOP映像。見事なコラボである。 相変わらずCG技術の高さは健在。IGマシンの動きは、まさしくレースアニメにふさわしく、スピード感溢れ圧倒される。人気ゲーム『サクラ大戦』シリーズ(アニメパート)でも、光武の戦闘シーンが印象に残るが、それ以上にスピードが要求されるこのアニメでも、見事な技術を披露してくれた。『サクラ大戦』のころから、技術は着実に進歩している。発進シーンも、どことなく本物のF1シーンを彷彿とさせる。 ストーリーは、まだ1話だけなので評価のしようがないが、チームワークがいまひとつバラバラのチーム・サトミが、どうまとまっていくかのストーリーとなるのだろうか。コーチにたてつく、フォワードの控えのリバー・マルケの今後も気になるところである。他チームのエースは、みなフォワードのタケシを気にしている様子。タケシがなぜ注目されるのだろうか。タケシの真の実力とやらは、これから発揮されるということか。とりあえず、第1話としては無難な立ち上がりである。次回に注目しよう。 ~「IGPX」データ~ <スタッフ> 企画・原作:Production I.G × Cartoon Network 監督・シリーズ構成:本郷みつる キャラクターデザイン:海谷敏久 メカニックデザイン:竹内敦志・石垣純哉 設定協力:西村博之 3D監督:竹内敦志 <キャスト> タケシ・ジンノ:三戸耕三 リズ・リカーロ:渡辺明乃 エイミー・ステイプルトン:小野涼子 ルカ:山崎バニラ リバー・マルケ:中井和哉 サトミ・サトミ:篠原恵美 <関連作品> サクラ大戦 活動写真(I.G.制作、本郷みつる監督作品) クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王(クレしん映画第1弾。本郷監督作品) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年10月16日 11時52分54秒
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