件名:私、嘘ついた
彼との再会。振り返らずに帰ってきた私。未練?あるかもしれない。友達?ちゃんとうまくできるかな。。伝えたかったことも今思えばすべてじゃなくて、全部伝えられたか分からないよ。でも、彼はもう私のものじゃない。好き勝手に振り回すこととも出来ないんだな。こうやって会って話ができたおかげで、彼にメールすることも解禁された。でもね、私にだって意地があるし、彼を一番知っているのは私だって言う自負がある。だから、安易にはできないんだ。しちゃいけないんだって。Excuseがある場合を除いてはね。件名『私、嘘ついた。』彼の部屋からと自宅に到着して彼にメールをした。UFJのATM、年末年始は使えないかもよ?なんて話してて、じゃあ、明日お金下ろしておかなきゃやばいなぁなんて話をしてたんだけど、帰り道にATMが動いていることを知ったので、教えておかなきゃってね。ついでに言い忘れたことも言っておきたいし、直接は恥ずかしくて言えないこといもメールでなら伝えられる。これで良かったかどうかは時間がたってみなきゃ分からないけど、きっと踏ん切りはついて行く。新しい恋もできると思う。Aに会ってから言いたいことをその場で伝えようって思ったから、何も考えずに会って、何を言っていいか分からなかったけど…。たぶんクリスマスに会えていたら、伝えたい言葉って違ってた。(たぶんだけど、きっと彼に「好きだ」って「戻りたい」って泣いてすがったかもしれないから…その位私の感情は爆発しそうだったから。)だから、カードが手元に届かなくて良かったのかも。(今はね、そう思うんだ。これが運命だったんだろうし。)彼と過ごした時間がどれほど私の人生にとってSpecialで忘れたくないことなのか、どれほど彼が自分にとって大切な存在であるのかって言うこと、これは伝えても伝えきれない。「自分でも不思議なくらい、今でも変わらないのは本当にあなたには幸せになってねって言うう気持ちなんだ。これってすごいなって思うの!」本当だよ?何度も幸せになってねって言うけど、今でもそう思うし、そう思える自分にAMAZING!って叫びたいくらい。「わがままもたくさんいただろうし、それが負担にもなったかもしれない。でも今までの私の経験でそういう感情が残った恋愛ってなかったから」きっと彼が想像するより数は多い。その中でも彼だけはSpecialなんだよ。「だからこそ私はあなたのそばにいちゃいけないんだなって今日改めて思った。私にしてあげられることはないんだろうって」悲しいけど、事実なんだ。彼が私を求めていないから。公には。本当は彼はひどく孤独で、人を求めていることを知ってる。でも、それを許せない自分がいて、人を寄せ付けない。彼が自分を許せない限り、私がそばにいても彼を苦しめるだけなんだ。もっとEasyにいて欲しいけど。「でも、Aといると落ち着く感じとか安心感とか変わってないし、これは何にも替え難いということも再認識した。」彼が前に言ってくれた。私といるとすごく落ち着くんだって。あまり褒め言葉とか言ってくれない外人だったけど、その言葉はて精神的なものだから、その服似合うねとか言われるよりもうれしいことでしょ。でも私は彼と過ごす毎日に忙しくて彼が居なくなる不安の方が大きくて、落ち着くってどういうことなのかなって思っていたんだ。失って初めて気づくこと、私にとっては彼が私の安心感だって言うことを知ったんだ。もう遅いけど。「だから今後はCompanyとして付き合えたらって思います。距離を置いて友人としていられたら、私たちきっと親友になれるわよ!」痛々しい?でも、これは私の本心でもあるんだ。彼は恋人であり、親友であり、戦友であり。。恋人の地位を失った今、親友でありたい。縁があって、話があって、気があって、そんな人とこうやって出会えたことを「恋人」でいられないがためにすべて失うのは愚かしいことだって。『もし私たちが同性だったらこんな恋愛感情の下でごちゃごちゃしなかったよね。友達で最初からいられたんだろうに』と私が彼に言ったんだ。『でも同性だったら逆に出会った日にこんなに仲良くなれなかったんじゃない?そりゃそうだな。次の日に私に会いに来てくれたとも思えないし。「そして言い忘れていた。 今までありがとう って改めて言いたかったんだけど、忘れてたよ」彼に会いに行った。彼の家に置いてあったものを受け取った。またやり直すとか、これで終わりだとか、直接的な話をしなかった。だから、彼は私が何をしに来たかすべて「Unexpected(予想出来ない)」だと言っていた。私の中でちゃんとけじめをつけなきゃいけなかったんだ。これで良かったんだよ。私は清々しく思ったから。1時間くらいたって、夜中2時。彼からの返信があった。件名『嘘つきめ』「今日はあえて良かったよ。色々あったけど、君と一緒にした経験はきっとおれをもっといい人間にしてくれると思う」良い人間かぁ。。本当かなぁ。そうなってほしいと願うよ。こんなに愛される人間なんだって分かってくれるといいね。「だから俺の方こそありがとうって言いたい。」「にゃんは俺を幸せにしたいっていってたよな?今日いろいろ話して、さっきのメールを見て、幸せを感じた。ありがとう。」なんだろう、心がむずむずする感じ。。。「だから今度は俺がにゃんの力になれると良いなって思ってる」恋の悩みとか?聞いてくれるわけ?嫌だなぁ~。やっぱり…出来ないよ、そんなこと…彼の恋の話も聞きたくないし。。。そして最後に彼からの一言は改行、改行のあと「いい女だよ」なんか、笑った。でも、ずっとこらえてた涙が溢れたんだ。「そんなこと知ってるし!」って携帯に向かって一人で言ってみてもただ悔しくて。いい女だって今でも思ってくれてても、一緒にはいられないんだなって。彼に会いに行って彼がそういう風に感じてくれているのは感じていた。私を見る目とか優しくて、いとおしく感じてくれている雰囲気が伝わったから。私自身も最後くらいそうありたいって思っていたし。。背伸びもしてた。KISSしたかった?NONO,Darling そうはさせないけどね。別れた時は私は風呂上りのすっぴんで、しかも泣いた目を死ぬほど腫らして、相当不細工な顔をさらけ出してた。「目、腫れてるでしょ?」「うん。本当腫れてる…」悲しそうに私を見た彼。そういう彼も泣いていたけど、目は腫れてなかった。「もう、見ないでよ!」「うんん…だから見てる。ちゃんと見てるから。」「こんな不細工にさせたのは自分だって、なんてひどい顔だなぁって言うのを思って自分を責めるために覚えてるっていうこと?やめてよねぇ」意地悪な私。「そうじゃないって」って私たちは笑ったんだ。彼は今でも大事な人です。私はこの恋で後悔をしないために自分をぶつけた。普段やらないことだとか、言わないことだとか、それでも思っていることを彼にぶつけた。もちろん、あの時もっと彼にこんなことしてあげれば良かったなとか思ってる。けど、将来に向かっての後悔はしてない。いままでの経験を生かして悔いのないように体当たりした恋だった。こうやって人を好きになれて、自分より彼を大切に思えた恋を私は誇りに思ってる。もしかすると2008年の恋は来年まで引きずっちゃうかもしれないけど、一先ずは、ここで終わり。自分の中でのけじめがついたから。来年こそ素敵な人との恋ができますように。良いお年をお迎えください。