カテゴリ:φ(。。) 本。
もっと若かりし頃は、短編集があまり好きではありませんでした。
どっぷり長編を何日もかけて読むのが好きだったから。 最近はそうでもなくなってきました。 この本のあとがきで石田氏が書かれているような楽しみ方もいいものだ、と思えるようになってきています。 毎日、1編~2編ずつ。 この本は石田氏のかなり初期の本なのに、短編集ということで手を出すのが遅くなってしまっていました(^^; なにか、自分の今とシンクロするエピソードもあったりで、ひとつずつ、丁寧に読みました。 男性が涙を流すシーンがわりと出てくるのですが、実際に私が目撃したことは数えるほどしかありません。私は涙腺がゆるいので、驚かされるばかりです。 「ゆっくり、毎日、ひとつずつ味わいたい出来の良いお菓子のような短編集。 短編の中でそれぞれの恋人達の姿を、こんなに精巧に浮き彫りに出来る描写力はさすがです。 どのお話にも私が居る、そんな感じを受ける一冊でした。」 と、レビューに書きました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.06.13 11:37:33
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