新居のそばに、好きな鶏のブランド「南部どり」を取り扱っている店がある。
夕方そこを通ると、時々値引きされていて、ついつい手が伸びてしまう(^^;
居酒屋の王道メニューといえば焼き鳥。
ただ、コロナ禍で居酒屋に行く回数が本当に激減しているので、焼き鳥ともしばらくご無沙汰だった。ということもあり、数カ月前にふと思い立ち、竹串を買ってきて、自分で串打ちをしてお魚グリルで焼いてみたのだが、これが意外とうまい。
焼き鳥って、意外と誰でも上手にできるんだなと思ったのである。
私はタレ/塩でいうと塩派。山椒塩で焼いてみたり、塩そのものをいろいろ取り換えるだけでも味が変わるので面白い。そもそもタレだとタレの味で鶏の鮮度をごまかすことができる。だから飲食店では基本、塩を注文して、その店の仕入れをチェックしていた。その流れで自宅でも塩で延々と焼き鳥を食べていたのだが、塩だとお魚グリルが焦げ付くのが遅く、後で洗うのも楽だと気付いた。
塩はいろいろメリットが大きい。
個人的にはがっつり焼くのではなく、「ミディアムレア」くらいが好きだ。居酒屋では正肉ではなくモツ系を頼むことが多かったのだが、自分で焼いてみると、ももとねぎをまぜた「ねぎ間」が結構おいしかったりする。ししとうを焼いてみたり、ズッキーニ+えりんぎ串など、いろいろバリエーションを楽しんでいる。
自分で焼き鳥を焼いていて気付いたのは、意外と店で食べる1本って、ほとんど肉がないということ。だいたい鶏肉を複数部位、350グラム前後買ってきて、お店よりもお肉を多めに刺しているのに、7本くらい焼き鳥ができる。1本50円弱で作れるわけで。
引っ越しが落ち着いたらホームパーティをしようと思っているのだが、お値打ちで美味しいので、焼き鳥パーティにしようかなと思っている。
ただ難は私がずっと台所で焼き鳥番をする必要があるということ。焼き鳥は火加減が大事。うーむ、間取り的に会話するのが難しそうだぞ…。
<お酒メモ>
4月7日水曜日
津島屋 全量美山錦 純米吟醸 生 2合半
Coste Siciliane Nero d'Avola Biologico 2019 ネロダヴォ―ラ 赤 イタリア グラス3つ