[映画]の記事一覧 | ケイト　ミキのヒーリングサロン

西の魔女が死んだ

時間が出来たので恵比寿ガーデンプレイスまで、「西の魔女が死んだ」を観に行きました。前売り券を買って楽しみにしていた映画です。シャーリーマックレーンは大好きな女優さん。サチパーカーはそのシャーリーの娘さんなんですもの。それに私と同年代。妻、母、女優を生きている素敵な女性。連日の忙しさに、眠気に襲われ、肝心なところで寝てしまった…帰りに本を買ってそこの部分を読みました。…魔法や奇跡を起こすのにも精神力が必要です。…正しい方向をきちんとキャッチするアンテナをしっかりと立てて、体と心がそれをしっかり受け止めるって言う感じですね。…早寝早起き。食事をしっかりとり、よく運動し、規則正しい生活をする。…悪魔を防ぐためにも、魔女になるためにも、いちばん大切なのは、意志の力。自分で決める力、自分で決めたことをやり遂げる力です。本当にその通りだと思いました。スピルチュアルなこと、その前に普通の生活が必要だといつも感じていました。地に足つけて、誠実に、そして、自分の直感を信頼して、進んでいけばいいんだよね。マイペースで、前進すればいいですね。イライラした時、「おばあちゃん」の落ち着いた、きれいな日本語を思い出し、あんなふうにしゃべりたいと思いました。ニシノマジョカラ　ヒガシノマジョヘ　タマシイ、ダッシュツ　セイコウすがすがしい涙が流れました。

マザー　テレサ　そして　レイ　チャンドランさん

先日、友人の紹介で知った映画、「マザー・テレサ　メモリアル　母なることの由来＋母なるひとの言葉」を東京都写真美術館（恵比寿ガーデンプレイス）に観にいった。http://www.syabi.com/index.shtml晩年のマザーテレサしか知らなかったけれど、若いときの美しさには息を呑んだ。そして、どんなことも、自分に起きる出来事を　受け入れること。ただ、受け入れること。それが、心に沁みた。素晴しい、素晴しい、神々しい生き方に涙した。ありがとうございました。私が幸せを感じられるようになったのは、自分の人生を受け入れたから。受け入れてから、薄紙を剥がすように元気になり、幸せを感じるようになった。それは、去年の1月の初めだった。友人の紹介で、チャネラーの　レイ　チャンドランさんのセッションを受けた。http://www.ambassadorsoflight.net/jp/whoarewe.htmlレイさんは　宇宙のアンマのメッセージを伝えてくださいます。彼に言われた、「あなたは、病気の息子を授かることを自分で決めて生まれてきました。」……このひと言で観念したのです。それまでは、結婚したこと、出産したこと、母を恨み、ネガティブなことしか考えていませんでした。「どうして？」「元気な子供が欲しかった。」「普通の子供がいればなぁ…？」「早く死にたいなぁ･･･」「生きていくのは辛いことだらけだ！」そんな私だったのに、レイさんのひと言、アンマからのメッセージで目が覚めた。自分で計画して　主人と子供に出会うことを決めていたんだ…誰のせいでもなかったんだ…なぁんだ！そうだったのか…そして、あの日から、今あるものを全て受け入れた。レイさんのセッションを受けて、２～３日経った頃、主人が私にこう言った。「ママ、この間の祭日に、何をしてきたのか知らないけれど、あの日からママは元気になった。明るくなったね。何があったのかは知らないけれど、僕は　ママが元気でいてくれる事が一番うれしい。」そう言われたのです。こんなに簡単なことに気がつくまで、22年もかかったなんて。本当に生きていくのがしんどかったよ。アンマのメッセージはこう続きました。「あなたの息子さんは　お母さんをヒーラーにするために生まれてきました。」「あなたはこれから、若い人からお年寄りまで、たくさんの人を癒していきます。」ニットの先生だった私は、それから、変容しています。今も変容中です。ヒーラーって何だか知らなかった私が、今、ヒーリングサロンを始めています。ヒーリングは私が癒しているのではないのです。クライアントさんが　自分自身で必要なところへ必要なだけヒーリングのエネルギーを受け取り、ヒーリングがおきているのです。EMFバランシングテクニックではこう言います。「これは宇宙エネルギーであり、私個人のエネルギーではありません。あなたは必要なだけ　受け取ることが出来ます。」私は、その場面に立ち合わせていただいています。宇宙のクリエイター、神様、存在の根源、その方とクライアントさんの共同創造の場を見届けさせていただいているのが　ヒーラーです。ワクワクすることをしています。来年の私はもっと変容しているでしょう。起こる事全てに感謝です。泣いてばかりいた私はもういない。他の子供さんが羨ましかった私も　もういない。死にたいと思っていた私も　もういない。主人と息子に感謝。未熟な私をお母さんにしてくれてありがとう。これからも　ワクワク楽しいことを見つけ、楽しくないことも　受け入れて、ワクワクに変えてしまえばいいじゃない？

映画　「ミリキタニの猫」

先週から気になっていた映画、「ミリキタニの猫」を観にいった。もちろん、一人で。そして、1時10分から上映。 3回観てしまった。 http://www.eurospace.co.jp/detail.html?no=91 1回目は　日本語字幕に気をとられ　画面に集中できず。 2回目は　英語字幕に気をとられ… そして、3回目は画面だけを観た。ホームレスをしている時の顔と、現在の彼の顔つきが全然違う。武庫之荘で一人暮らしをしている　実家の父と重なった。父は別にお金に困っているわけではないけれど、仙人のような暮らしをしている。「お店の為だから」と言って　食べ物は日付の古いものから買っている。地元にお金を落とさないといけないからと、電気製品など、高くっても自宅近くで買い物をする。洋服も買うお金があっても、私が帰った時に　リフォームさせる。こんな洋服捨てて、買えば？？と思う洋服でも、襟を反対に付け替えさせる。すごいアイデアに脱帽だ。お陰で、私のミシンの腕も上がる。封筒もハンドメイド。もちろん、私が帰った時にカレンダーの裏を使って　私が製作担当。ジミー　ツトム　ミリキタニ。彼の風貌と父が重なって涙が流れてきた。丁度、映画を撮影している頃の彼と、現在の父は同い年。ミリキタニはぱパステル、クレヨン、色鉛筆、そして、筆を持つ。父は、書写を日課にしているので、墨と小筆を持つ。そして、朝、晩は読経を欠かさない。朝、晩6時には　仏様へのお水とお茶、ご飯をお供えし、お花も欠かさない。そして、仏様から下げたお水を使う父。娘ながら、父のすばらしい生き方を尊敬している。地球のことを心配している。クーラーもあるのにつけない。徹底したエコライフ。自分の幸せより、人のことを思う父。エゴの無い生き方を私も見習いたい。エゴだらけの自分が嫌になる。私が帰らないと床屋さんへ行かないので、4ヶ月帰らないと、ミリキタニみたいな風貌だ。そんでもって、映画の中で、「ふるさと」の歌が流れ、彼のすばらしい色彩の絵がアップで写しだされる。鯉や金魚の絵は、私の好きなマティスも真っ青だ！！！「ふるさと」は、1999年の秋、入院中の母が病室で私に歌ってくれと頼んだ歌。それで、映画を観て両親を想い、また、涙… 当たり前の事だけれど、人間、一人ひとり経験する事が違う。私も大変だったけれど、戦争を体験している世代の人はすごい。生きるか死ぬか。本当に壮絶だ。今、在るものに感謝しよう。ご飯を3度食べられる幸せ。お風呂にも毎日入られる。今日は2回入った。行きたい所へ　旅行できる。買いたいものも贅沢しなければ　いつでも買える。当たり前のように、暑いときにはクーラー寒ければ暖房。今、出来ることに感謝しよう。数年前、生きているのが辛くて、しんどくて、実は亡くなった母に「早く、私を迎えに来て！！」と叫んでいた時期があったけれど、おかあさん、アレは取り消すよ。私は　命が尽きるまで怖がらずに生きて、本当に心から楽しめること、自分がしたいことをこれからしていくよ。こころが洗われる良い作品、「ミリキタニの猫」に出会えて良かったよ。ありがとう。