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カテゴリ:神社仏閣史跡
★★★有料プランにしました。ですが、【はてなダイアリィ】に画像からリンクで
飛べば、より大きな画像を見ることができます。って云う事なので、よろしくお願いします。★★★ 【weblogでぼやく】からの転載記事です。 ---------------------------------------- 今年の節分は、冷たい雨降りとなりました。管理人は八坂神社 の節分に本当は行きたかったのです。舞妓・芸妓さん達が、 舞を披露してから「豆撒き」をしたって云うニュースを耳にして いましたから。でも、MMORPGにはまって、引き籠っていまし たから行けませんでした。で、一番近くの【元祇園梛神社】と 【壬生寺】に詣でてきました。地元では、「元祇園さん」って 呼ばれて親しまれています。お祭りには「鼓笛隊」が出ます。 正しくは、【隼神社・元祇園梛神社 】のようです。 【隼神社】と【元祇園梛神社 】とが2つ並んでいると云う珍しい 神社なのです。向って左側に元祇園が、右側に隼があります。 金網で5面を囲って火の粉が飛ばないようにされた、「お火焚」 場で暖をしばらく取ってから、壬生寺に向かいました。 7時過ぎでしたから、人出の最盛期の筈なのに、スムーズに 歩けました。寒いのに加えて、雨が降っていたからなのでしょう。 境内の人も少なく、悠々とお参り出来ました。【壬生狂言】の 最終回が午後8時から始まると聞いて、順番待ちの列に 加わりました。7時30分頃でしたが、約20人位でした。しばらく して、7時45分頃、入場を許されました。その頃には約100人 くらいになっていました。観覧席からの写真・ヴィデオ撮影は 厳禁になっていましたから、終わってからの「片づけ」の様子 を撮ってきました。舞台は正面間口が3間(5.4m)、袖からの 渡り廊下長さが2.5間(4.5m)、正面舞台のせり出し部分は 2間(3.6m)ありました。囃子の楽器は、ドラのような「かね」 ・「小太鼓」・「横笛」だけでした。かねと太鼓を鳴らす人は 単純な動作の繰り返しで、本当に大変な労働だなぁ~って 思いました。太鼓は前半と後半と2人で交代していました。 かね・横笛の人はそれぞれ1人で最後まで演奏されて、本当 にお疲れ様でした。横笛はヴァイオリンのように場面や感情を 表す、一種の効果音としての役割を果たしていました。 【壬生狂言】は、参詣者の厄除け・招福を祈願するため に行われ、午後8時からの狂言では、「節分」と云う演目 が演じられました。管理人は、もちろん、舞台正面の真前 の席から観覧しました。舞台正面の左右の柱は、劇中 「玄関の柱」とみなされていました。「後家さん(女主人)」 が魔除けに「柊に鰯の頭」をさして、門口に(柱)祀ります。 狂言の話がここから始まりました。さらに、豆も用意した 頃、「厄除け」の人がやって来ます。で、まじないをさせ ます。その後、旅姿の「赤鬼」がやって来ます。後家さん はそれを見て、驚いてどこかへ逃げていきます。 赤鬼は門口の鰯を食べます。そして「打出の小槌」で変装 用の着物・風呂敷・頭巾・腕抜きを出して、角・顔・体・腕等 を巧みに隠して、人間に変装します。そこへ後家さんが 帰って来ます。鬼は後家さんに、打出の小槌で、綺麗な 着物出して与えます。喜んでいる後家さんを見て、さらに お酒を出して、後家さんと一緒に酒宴を始めて盛り上がっ てしまいます。でも、酔いつぶれてしまった鬼は、寝てしまい ます。後家さんは鬼が持っていた、【打出の小槌】を欲しく なり、寝ているのを幸いに盗みます。さらに、欲張りな後家 さんは、寝ている鬼の着物類を全部剥ぎ取ります。 そうしたら、何とその正体が赤鬼だと判明します。あまりの 恐怖に後家さんが絶叫した時、その声に鬼は目を覚まして しまいます。鬼は着物類を剥がされ、正体がばれたことに 気付いて、怒って、後家さんに襲いかかります。 そこで、枡に入れて用意していた、豆を鬼に向けて投げつけ ます。正面舞台上で3回、渡り廊下で3回。鬼は投げつけ られた豆に恐れをなし、その度にひっくり返ります。鬼が退散 した後、綺麗な着物もお酒もみんな消え去ります。 それらはすべて誘惑であったのです。なんだかこの ストーリィは【イエス・キリスト】の「最後の誘惑と云う 悪魔の罠」のエピソードにも似ています。舞台が引けた 後で、下記のような小冊子を買いました。200円です。 なかなかおしゃれな紙袋に入れてくれました。表には おたふく・裏には赤鬼のイラストが描いてあります。 【壬生狂言】を細かく解説してある、小冊子です。表面 と裏面を連結したら1幅の絵になりました。 人気ブログランキングに参加しています。ブログ名が 長過ぎたので、登録拒否され、やむなく、【TREK-Y5】 にしました。検索は【TREK-Y5】でお願いします。 ぽち、ぽちっとよろしくお願いします。《管理人》 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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