テーマ:食べ物あれこれ(49795)
カテゴリ:料理・パン焼き・菓子・食材
DSC01350 posted by (C)solar08ミッシュブロート(左)とロジーネンブロート だるまや。さんに刺激されて、志賀氏の「酵母から考えるパンづくり」の「ファインブロート」と「ロジーネンブロート」をアレンジというか、元の姿をとどめないほど勝手に変えて、焼いてみました。 両方とも、ライ麦サワー種を使った、ライ麦が合計3割から4割含まれるパン。この本では、イーストも使っています。 たぶんですが、イーストを使って、発酵時間を早めることで、生地が酸っぱくなるのを防いでいるのでしょうね。 発酵(二次発酵だけ)時間は28度でたった50分で、それを超えてはならないと書かれています。 ドイツの有名なパン職人の本では、同じようなレシピのパンは、イーストなしが多く、発酵時間は4時間ぐらい、18度で17時間もかけるレシピもあります。 ライ麦サワーのパンが酸っぱいのは当たり前のドイツ、酸っぱいことが期待もされているからでしょうか。 店で売られているサワー種のパンはかなり酸っぱいです。 私も酸っぱいのは気にならないし、そもそも私のライ麦サワーのパンはあまり酸っぱくならないので、レシピをがーんと変えて、イーストの代わりにホップ種の元種を使い、発酵時間を30度ぐらいで2時間から3時間とってしまいました。 DSC01348 posted by (C)solar08ロジーネンブロート(レーズンパン) ロジーネンブロート(レーズンパン) ライ麦サワー種250g、ホップ種で起こした元種70gぐらい、ライ麦全粒粉100g、小麦粉200g、ライ麦のモルト粉少々、塩10g、水 適当、水でふやかしたレーズン200g、トウモロコシの粉(表面にまぶした) やっぱり発酵しすぎたのかな。生地がだれ気味で、高さが伸びませんでした。 でも、 DSC01349 posted by (C)solar08ロジーネンブロートのクラム クラムはもっちりしてやわらかく、クラストはかりっとなりましたよ。 レーズンとライ麦って合うんですね。ぜーんぜん酸っぱくありませんでした。 DSC01346 posted by (C)solar08ミッシュブロート(ライ麦とディンケルのミックス) 芋虫状にころんとはふくわまなくて、わらじのように広がってしまいました。やっぱり過発酵だろうか。ホップ種の元種が元気よかったから。 先述の本ではファインブロートと名付けられていますが、 私のはまったくファインにならなかったので、ただのミッシュブロートとしておきます。 こちらも本来のレシピを大幅に変更しました。 ライ麦サワー種350g、ホップ種から起こした元種80gぐらい、スペルト麦の粉300g、ライ麦全粒粉100g、塩12g、水適当、ライ麦のモルト粉少々、ヒマワリの種適当、キャラウエイ適当、胡麻(表面にまぶす) DSC01351 posted by (C)solar08ミッシュブロートのクラム クラムはいつも焼いているライ麦サワー種のドイツパンと似ています。やれやれ。 写真では詰まっているように見えます(熱いうちに切った)が、食べてみると、パサつくこともなく、胸につかえることもなく、クラストかりかりで胡麻の香りが効いて、とても食べやすいパンになりました。 私はライ麦サワーも、あとで入れるライ麦もすべて全粒粉なので、目が粗くふくらみにくくなりますが、このぐらいでも私には十分。 あとは外見をもっと見栄えよくるすことが課題でしょうか。 次回は発酵時間を短くしてやってみよう。 ライ麦サワー種パンはこれまではたいてい型に入れていましたが、こういう方法も楽しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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