●建築家のお仕事(447)税金の話
きのうは、しもつけ21フォーラムの例会の日講師:前税制調査会会長 石 弘光氏演題:「少子高齢化と社会保障のあり方」2日続けて少子高齢化が及ぼす将来像の話を聞くことになった。つまるところ、このままいくと社会保障費負担が増大して税制改正以外では賄いきれないとのこと。貯蓄率が高齢化と共に急激に減っている事実には驚いた。日本は、貯蓄率だけは高いと思っていたのに。1975年の23.1%を境に減少を続け、2005年は3%まで落ち込んでいるとのこと。ほんとう?世界の税制についての比較の説明で。デンマーク、スウェーデンなどの北欧は税率が高いので有名。消費税は25%だし、所得税を含めた国民負担率は70.2%である。日本はというと、国民負担率39.7%。毎年財政赤字をだしているので、それを含めた負担率は43.2%。以外と高井ことが分かる。一方アメリカは、財政赤字を含めると38.2%。イギリス 51.75%ドイツ 56.2%フランス 65.9%北欧以外は毎年財政赤字を出している。私の感想・日本は、北欧型の税体系の方が、日本人の性に合っていると思う。 つまり、高い税負担のかわりに教育費、医療、介護費などは公的 でタダ。安心できる。特に女性は。 日本人は、長い間、五公五民の年貢を経験している。農民はそれでも社会 保障費はタダではなかった。それに比べて社会保障費がタダの世界は、天国 のようなもの。・日本人は、アメリカ型の競争社会は向かないと思う。 ・早く消費税を含めた抜本的な税制の議論を国会でして欲しい。 本当は、日本経済が元気な時にやるべきではなかったのか。 政治家の怠慢だ。・ぐずぐずしていると、日本の将来はなくなるぞ。 私が作ったブログです。ヒマな時のぞいて見てください。●健康住宅は健康家族から●古民家再生プロジェクト●起業して会社経営を楽しむ●日光近郊の日帰り温泉●うつ病を乗り越えろ●老後の年金獲得大作戦●そば通の記録●高気密高断熱住宅●快適二世帯住宅●不動産業界●専門職の求人●フラット35は良い住宅ローンか?●アパート経営●我が家の耐震診断