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カテゴリ:自分を高める(文化に触れる)
先日、近松門左衛門の世話物の最高作の曽根崎心中を観賞しました。
醤油屋の手代徳兵衛と遊女お初の心中もので、正直ものがバカを見るという内容で、 真実の愛に生きる二人の姿を苦しいほどに描いています。 お金を貸してやった友人に人々の面前でバカにされさんざん辱めを受ける徳兵衛の様子が、 当時の人々の考え方つまりお金だけでなく、生きる上でもっとも大切にしているものは 何かということを私たちに切ないほど訴えてきます。 当時は人と人との面目が立たないこと、面目を失うことは、死を覚悟しなければならないほど 大切なことであったようです。 苦悩する徳兵衛とお初の人形の顔には言い現せない美しさ空しさが漂っていました。 自分自身の文楽を観賞する態度や方法が、とっても良くなった(^v^)って感じるほど、 上手く観れるようになった私にかんぱ~い。。。 最初に観たときは眠くて眠くて大変でした、それに人形を動かす人たちが一つの人形に三人居て、 目障りで目障りでたまりませんでした。 それにあまり良く分からない『かたり』が入りそれを耐えながら聞くのが大変でした。 今ではなんて上手に観れるようになったもんだと自分で自分に驚きました\(◎o◎)/! どんなことでも嫌がらずに努力すれば何とかなるものですね! とうとう文楽の虜になっちゃいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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>あまり良く分からない『かたり』が入りそれを耐えながら聞くのが大変でした
最初はやはりそうなんでしょうね 私もきっとそうなんだろうなぁ^^;; 文楽が分かるようになるのはまだまだ先のようです<俺 (Mar 26, 2007 09:36:02 PM)
掲示板、カキコありがとーございました。
文楽・・。 高尚な趣味ですねぇ。 なんでも、曽我ノ屋文楽さんという人が、 難波神社の境内に小屋をかけて、人形浄瑠璃を 演じたのが「文楽」のはじまりとか・・。 などとウンチクを語ってみたりして、 実は、solyaは、一度も文楽劇場の中に入ったことが ござんせん。 そのうち、ちゃんと鑑賞したいものだと、 今日こそは思いましたとも!! (Mar 28, 2007 07:08:02 PM)
いえいえもうすぐ分かります。
私の場合はそこに行くまでに寝るのに耐えることの出来るようになるための回数が何度もありましたから・・・。 そこまで来たからもうすぐです。 (Mar 30, 2007 10:09:11 PM)
ふんふん。なるほど!
その人は曽我氏のひとだったのかしら・・・。 な~んて訳の分からないことを言ったりしてすいません。。。 では今度友人にそのうんちくを自分の言葉のように話してみましょう。わっはっはっ! コメントありがとう(●^o^●) (Mar 30, 2007 10:11:59 PM) |