カテゴリ:Linux
今日は晴れて温い。
単身赴任先にしては珍しく気温が上がって温いです。 --- キーボードが復活してボトムカバーも付いた dynabook R634/K (Core i3 4010U 1.7GHz, メモリ8GB, SSD 128GB)はなぜか Windows 10 の認証が通らないので、Linuxfxをインストールすることにしました。Windows 11 が出てから Linuxfx 11 になったようです。(^^; デスクトップが Windows 10風と Windows 11風が選べるので、Windows 11風を選びました。ISOファイルをダウンロードして Rufus で USB メモリに焼きましたが、dd モードでないとちゃんと焼けませんでした。 USBメモリからブートしてデスクトップが表示されると例の壁紙がどどーん、と出てきます。(^^;; デスクトップにインストーラがあるので起動して日本語でインストール。あ、その前にネットワークに接続しておく必要があります。手動パーティションを選ばなければ特に注意することもなくインストールは進みます。手動パーティションを選んだ場合は gpt パーティションテーブルにして、FAT32フォーマットで300MB以上の容量があるパーティションを/boot/efi にマウントし、boot と bios-grub フラグをオンにする必要があります。 インストールが終わったら再起動。 あらー、そっくり Windows 11をインストールしたかのような画面ですが、下のぐるぐる回るのが点々でないのがかろうじて違いです。(^^;; 再起動してログインしたら日本語表示も日本語入力(fcitx-mozc)もできる状態になってるのですが、fcitx-mozc の GUI設定がインストールされていません。気になる方は、konsole を起動して、 sudo apt-get update sudo apt-get install fcitx-config-gtk でGUI設定ツールをインストールしてください。 システムアップデートはDiscoverというアプリケーションで行うのですが、なぜかアップデートが途中までしかできませんでした。apt-get dist-upgrade でも試してみたのですが、どうもlibc6の設定がうまくいってなくて依存関係が壊れてるようです。っちゅうことで、 sudo dpkg --configure libc6:386 を実行して libc6 の設定を完了させてやると残りのアップデートはちゃんと行われました。Ubuntu系で依存関係が壊れてるのは珍しいね。(^^;; スタートボタンを押すと Windows 11 とそっくりのメニューが表示されます。 Windows 11とそっくりのメニュー システム設定を起動すると、これまた Windows 11とそっくりな設定画面が表示されます。 Windows 11とそっくりな設定画面 システム情報を見てみると... システム情報 ちゃんと Core i3 4010U 1.7GHz、メモリ8GBが認識されています。 Linuxfxといえば、Wine の設定があらかじめ済んでいて Windows アプリケーションを簡単にインストールできることが売りのひとつです。CPU-Z の exe ファイルをダウンロードして、ファイルマネージャでダブルクリックするとインストール画面が出てインストールが簡単に完了。デスクトップアイコンを作成したのでそれをダブルクリックして起動したところ、一部情報は取得できていないもののアプリケーションとしてはちゃんと起動してるようです。 Linuxfx上で CPU-Z を動かす 画像編集の Jtrim も動かしてみましたが問題なく動作しました。が、Adobe Acrobat Reader DCのインストーラは途中で止まってしまい、インストールできませんでした。まぁ、このように動作しないアプリケーションはあるようですが、動作する Windows アプリケーションも多いのでWindowsを使い慣れた人でも Linuxfx を同じような感覚で使えるのではないでしょうか。 Linuxfx 11.1 のデスクトップ 第4世代 Core i3 でも快適に動作してるので、これぐらいのジャンクノートPCを復活されるのにはちょうどよいのではないでしょうか。 --- 11:55 --- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 5, 2022 11:57:32 AM
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