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カテゴリ:つれづれDIARY
きょうから、私の最寄りの沿線でも女性専用列車が始まった。
賛否両論だろうけど、私は「まあ賛成」ぐらいかな。 今は通勤ラッシュの時間に電車に乗ることはほとんどないのだけれど、もしその時間内に出かける用事があっても、私はたぶん乗らないとは思うけど……。 でも女性委専用列車というのは、弱者を守るためには必要な措置かもしれないなーと思います。 というのは、私の沿線は東京でも屈指の痴漢が多い路線。 でもって、私は社会人になりたてのころ、ほとんど毎日のように被害に遭っていてつらかったから。 地方から上京してきて、ラッシュアワーどころか電車に乗り慣れていない私は見るかりにおのぼりさんで、やつらからすると格好の標的だったに違いない。 痴漢は何人もいるのだけれど、入社当時、私が被害に遭っていたのは毎日、たいてい同じおじさんだった。 スーツ姿だったから、こんなやつが会社ではふつーに仕事してるのかと思うと悔しくてたまらなかった。 私だってそいつの顔は覚えたから、急行に乗り換えるときにいつも離れたところに乗ってるつもりなのに、気がつくとすぐそこにいる……。 で、自分の近くにいる人が痴漢に遭ってるってのは、けっこうわかるもの。 今なら少し声をあげれば、周りの人が助けてくれるかもしれないけど、当時は全然無視だった。 私が近くにいる女性が痴漢に遭ってるって気づいたときは、声はあげられないまでも、その犯人をにらみつけたりして援護射撃したりしたけど……。 1カ月ぐらい経ったころには、こっちも強くなってた。 あまりに混んでてだれが犯人がわからなくて足を思いっきり踏んづけるなんてのはなかなか難しいんだけど、その代わりに思いっきりその手をひっかいてやるとか反撃するようになりました。 今は私のころと逆で、ぬれぎぬをきせられる男性もいるようだし、そういう人にとっても、かつての私みたいな通勤弱者にとっても、女性専用車ってのは仕方のない妥協案かなと思います。 世界に誇る日本の電車網としては非常に恥ずかしいことですが……。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年05月14日 16時31分17秒
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