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カテゴリ:BOOK
『「超」整理法2 捨てる技術』(野口悠紀雄)を読み終わった。
「捨てるためのバッファ」とか、A4の書類以外のあれやこれやの整理法とかいろいろ参考にはなっている。 おもしろかったのが、「おわりに」のあとにあった「終章」の部分で、一時はやった辰巳渚氏の『「捨てる」技術』に言及していること。 なんでも、野口氏がこの本を出したあとに出された辰巳氏の『「捨てる」技術』がかなりもてはやされたが、この本の中で、野口氏の整理法に対して不当な批判がなされているのだとか。 それに対する反論というわけだ。 私は辰巳氏の本をまだ読んでいないのでなんとも言えないが、辰巳氏の捨てるべきベースは、醤油やカラシや台所用品がメーンとなっている。 それに比べ、野口氏の場合、基本は仕事部屋の整理にまつわる話だから、捨てるものといえば書類関係、もっと言えば扱っているものは「情報」なのだ。 それをなんでもかんでも一緒くたにして、「捨ててしまえ」というのはいくらなんでも乱暴だろうという話。 たとえば読み終えた本だって、内容への思い入れを考えると簡単に捨てることはできないものがある。 それをみそや醤油と一緒にするなというのは、しごくもっともだと思う。 ま、とりあえず、『「捨てる」技術』を読んでみることにしよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年04月30日 20時01分06秒
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