2005年・新人王2005年・新人王レース アメリカン・リーグ ◆◆◆◆ ◆◆◆◆ ◆◆◆◆ ◆◆◆◆ ◆◆◆◆ ◆◆◆◆ ついに2005年アメリカン・リーグの新人王争いに決着! ◆◆◆◆ ◆◆◆◆ ◆◆◆◆ ◆◆◆◆ ここ10年間でショートから4人が選ばれていたア・リーグ、 しかし2005年シーズンは、 2000年のマリナーズ・佐々木以来となる投手の新人王が誕生! ◆◆◆◆ ◆◆◆◆ ◆◆◆◆ ◆◆◆◆ 5月末からクローザーに抜擢され プレイオフ争いの中でも終始安定した投球を披露し続けた、 アスレチックス「ヒューストン・ストリート」が2005年ア・リーグ新人王に! 特に後半戦はセーブ失敗ゼロという完璧な内容で 23セーブをあげた! なにより防御率1.72は素晴らしいの一言! ◆◆◆◆ ◆◆◆◆ ◆◆◆◆ ◆◆◆◆ 野手では ヤンキース「R・カノ」は得点・安打・打率でトップとなり、 投票ではストリートと接戦になると思われたが大差をつけられての2位。 最後まで解消される事がなかった守備の粗さが響いたと考えられる。 新人トップとなる21本塁打・74打点をあげた アスレチックス「N・スウィッシャー」が注目されたが、 やはり打率の低さがネックとなったか、6位の得票に終った。 同じく21本塁打で出塁率・長打率トップの デビルレイズの「J・ゴメス」は3位。 出場が少ないため打点が少ないことが結果的に影響したようだ。 ホワイトソックスの「井口」は、打撃は安定し盗塁もトップの15。 しかし、かつての新人王・野茂・佐々木・イチローのような圧倒的な部分はなく、 日本での実績を考えると物足りない成績に終わり、 投票でも4位とやはり及ばなかった。 ◆◆◆◆ ◆◆◆◆ ◆◆◆◆ ◆◆◆◆ 他の投手陣は ブルージェイズ「G・チャシン」がローテーションを守りきり13勝、 防御率・勝率もまずまずだが、やはり決め手に欠け5位に。 5人の12勝投手のうち注目だったツインズの「J・クライン」は8位。 セットアッパーとして75試合に投げたのは見事。 同じく12勝のアスレチックス「J・ブラントン」は7位。 ジート、ハーレンに続く3番手としてチームを牽引した。 投球回数も評価できる。 デビルレイズ「S・カズミヤー」は10勝ながら174奪三振は断然トップ! 援護があれば15勝はできていた。 今後最も期待できるプレイヤーの一人に成長した! ◆◆◆◆ ◆◆◆◆ ◆◆◆◆ ◆◆◆◆
2005年・新人王レース ナショナル・リーグ ◆◆◆◆ ◆◆◆◆ ◆◆◆◆ ◆◆◆◆ ◆◆◆◆ ◆◆◆◆ 2005年ナ・リーグの新人王がついに決定! ◆◆◆◆ ◆◆◆◆ ◆◆◆◆ ◆◆◆◆ シーズンを通した安定感よりも、短期間の爆発力が支持を得た! ◆◆◆◆ ◆◆◆◆ ◆◆◆◆ ◆◆◆◆ チャンスを生かし後半にレギュラーを獲得し、 新人トップの22本塁打を放ったフィリーズ「R・ハワード」が2005年の新人王に! 新人では史上初の9月の月間二桁本塁打をマークするなど その爆発力はすでにリーグトップクラス! 2006年はシーズン当初からのレギュラーも確定し、 更に数字を伸ばすのは間違いない。 ◆◆◆◆ ◆◆◆◆ ◆◆◆◆ ◆◆◆◆ シーズンをほぼフル出場し、安打・打率・得点・盗塁でトップだった アストロズの「W・タベラス」は次点に終った。 新人王最右翼と思われたが、 過去30打点以下の新人王は存在せず、やむなしか・・。 89打点をあげたロッキーズ「G・アトキンス」は 例年の新人王に比べても見劣りしない数字を残したものの評価は低かった。 同じロッキーズの「C・バームス」は前半の衝撃は抜群だったが、 故障で出場が半分になったのが悔やまれる。 単純に数字を倍にすると「20本塁打・202安打・92打点」と断トツの安定感だっただけに残念・・ ◆◆◆◆ ◆◆◆◆ ◆◆◆◆ ◆◆◆◆ 投手陣では、 ロッキーズ「J・フランシス」の14勝が光ったが、 高地のクアーズ・フィールドが本拠地とはいえ防御率5.68は悪すぎた。 過去、最も防御率が悪い新人王は、 2002年の同じロッキーズ「J・ジェニングス」で、それでも4.52。 ジェニングスが16勝だったことを考えると、やはりフランシスの受賞は難しかった・・。 パイレーツ「Z・デューク」は 7月のデビューから6連勝で、8勝2敗、防御率も1.81! 登板は少ないがインパクトは絶大なだけにもしかしたらの期待もあったが・・・ しかし2006年は大いに期待できる! ◆◆◆◆ ◆◆◆◆ ◆◆◆◆ ◆◆◆◆
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