055588 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

杉名信二 公式Web

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Recent Posts

Freepage List

Mar 16, 2006
XML
テーマ:吹奏楽(3400)
カテゴリ:From maestro
三日目、朝8時過ぎに波戸岬少年自然の家を出発し、
コンクール会場の西南学院大学ランキンチャペルに向かう。

10時前に到着し、セッティング。
大変立派なパイプ・オルガンのあるチャペルだけど、ステージは狭い。
これは、指揮する上では指示が伝わりやすいので、良い事だけど、
これがプレッシャーにもなるんです。 

実はこのコンクールの凄いのは、
審査員(プロの楽器演奏者,中学と高校のバンド指導者の3名)が、
演奏者の間に居て、
指揮者を正面や斜めや横から審査するんです。
指揮者の視覚の中に審査する先生方がシッカリ入るのです!

これは凄いプレッシャーだと思います。
指揮者の表情や目配り、
演奏者とのコミュニケーションにウエイトを置いて、
審査する訳です。
指揮者はほとんど暗譜してるけど緊張のあまり、
ついつい大事な指示をするべき瞬間に、
楽譜に目線を落としてしまったり…。落とし穴がいっぱい!

また、指揮者のエネルギーの放出の仕方も、
客席で見るよりステージから見てる方が如実に分かります。


12時からコンクールが始まり、先ずは基準演奏。
この日は晴天で暖かかったけど、
チャペルには暖房が入ってなく、寒い!!
奏者は寒さでガタガタ震えてる状況。
客席で教え子達を見守る私も寒さでブルブル。

本番に入る前に基準演奏と言われる、
審査対象外の北九州市立大学の学生指揮者が演奏。
その後は、抽選順に指揮をし採点され、
3人の審査員の一人からその場でアドバイスを受け終了。

各審査員の持ち点は20点。
この日の演奏は60点満点で評価。
前日のバンドディレクトの60点と合わせて、
最終的には120点満点で最高得点を取った者が優勝になる。
順位の発表は1~3位まで。


このコンクールは今年で4回目だけど、是非今後も続け、
九州でしかやってないこのコンクールが、
全国の大学吹奏楽連盟で開催され、
このスタイルがスタンダードになる事を願ってやみません。

連盟役員の皆さん
(特にたくさんの意見要望を聞いてくれたY・I君、M・Nさん)
お疲れ様でした。
ありがとうございました!





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Apr 6, 2006 04:33:27 AM



© Rakuten Group, Inc.