テーマ:吹奏楽(3400)
カテゴリ:From maestro
3月5~7日で、
九州大学吹奏楽連盟に加盟する大学の、 学生指揮者によるコンクールが行われた。 今年で4回目となるこの指揮者コンクールは、 九州吹奏楽連盟の部門組織である、 九州大学吹奏楽連盟の大学生スタッフで運営される。 2泊3日の合宿で、 講習会を経て最終日に楽団を使ってのコンクールを行うのである。 講習会には翌年(正)学生指揮者となる副指揮者と言われる後輩も参加する。 また今年からは、指揮者でない奏者の聴講も受け入れた講習会であった。 初日は午後2時から5時までと、7時から9時までの講義と実技。 二日目は午前中に実技と午後から、 リハーサルテクニックを審査される“バンド・ディレクト”。 夜は懇親会。 三日目はコンサート形式でのコンクール。と言うスケジュール。 (ちなみに今年の課題曲はヤン・ヴァン・デル・ローストの 『フラッシング・ウインズ』。 ゆっくりと堂々とした4分の4拍子の短い前奏に続いて、 速く軽快な4分の3拍子、 そのあとも速いテンポのまま、 8分の6拍子・8分の5拍子・4分の5拍子・4分の6拍子があり、 さらに細かいアーティキュレーションのある、 極めて指揮者は忙しい難曲。) この講習会とリハーサルテクニックの採点が私の仕事。 コンクール出演者を中心に内容は組まれるのですが、 中高の授業以外に音楽教育を受けていない学生指揮者達を相手に、 この時間で、指揮者のイロハからコンクール本番までの段取りまでの、 全部を教えるのは当然不可能な事です。 さぁ、どんな講習会にするのか? どのようにコンクールが行われたのかは、次回にご紹介します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 6, 2006 04:21:06 AM
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