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昨年の暮れ、実家に帰省した時。
アホ実家犬(柴、オス6歳)とじゃれていたら急に本気になって 「ウガガ!ガブ!」 いてー!!!(流血)左手中指に負傷。 まあ傷は大したことが無かったものの、その日の夜にズキズキと痛み出し、 消毒してシップして、まあ1週間ほど巻いたり貼ったりしていたが 傷も癒えて、若干腫れは残るものの「治るでしょ」と放っておいた。 が。 中指を伸ばすと痛い。伸ばせない。いつもかるーく、曲がっている。うん、筋がこわばっていて動かせない感じ。 第2関節と、その筋のあたりが痛いのだ。 かれこれ20日ほどたつのに、おかしくはないか? そう思って、今日、病院(整形外科)に行ってみた。 何か、ばい菌で筋がやられていて、骨までいってて・・・ で、だったらどうしよう? なんて大層な心配をしながら待っていた。 診察室に入ると、40台半ば程度の男性医師がいたのだが、 「ああ、犬ね。犬ってね、人間の次に汚い動物だから。どれどれ、どこ?」 「・・・ここです」 「傷は治ってるね。でも腫れてる。ああ、きっと大事なとこ噛まれたんだね。 中でさあ、まだ炎症起こしてんだよね。ほっといてもいいよ。」 大事なところを噛まれたのに、なんで放っておいていいのか!? 「放っておいても平気ですか?」 「うん・・・今から抗生物質でも飲む?放っておいてもいいと思うよぉ。せいぜい、冷やすくらいかな」 「シップとか?」 「シップ?シーップなんてのは意味ないよお。あれは、意味ない。 水に手を入れて、冷やすんだよ。30分くらいとかさ」 みみみ、水に?しかも30分も!?シップは、意味がないって!? なんつうアバウトさだ。なのにこの説得力。 「・・・ああ・・。(ちょっと吹き出してきたのを、こらえた私) じゃあ、放っておこうかなあ・・・」 「うん、いいよ。あ、でもね。何かあったら、すぐ来るんだよ。」 何か!?何かって、なんだ!?さっきまで”大したことないのに心配しちゃってさ”ムードありありだったじゃん! 「うん、何かあったら、だからね」 ・・・何かって。(泣き笑い) アバウトな医師に翻弄され、若干不安げだが吹き出しそうなので さっさと診療室を出ようとした私と、アシストについていた 中年の看護士さんの目が合ったのだが。 ・・・その人も、笑うのをこらえていた。 はあ、何かとは、何ぞや・・・。 医師の意向により、お薬無し。¥790円也。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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