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カテゴリ:ポタリング
走行距離 111.23km
走行時間 08:35:44 平均速度 12.9km/h 最高速度 45.6km/h 使用車種 KHS F20-R 走行マップ 梅雨の中休みを利用して、ヒルクライムをすることにしました。曇りなら気温も上がらず、ヒルクライムも楽ですから。遠征先は富士山スカイライン(富士周遊道路)にしました。富士スバルラインは走ったことがありますし、富士あざみラインはちょっと手強すぎ(笑)。あざみラインは自動車で走っても心配になる勾配ですから… 富士山スカイラインのヒルクライムの定番として、一旦海岸に下りてから富士五合目まで上るというのがあります。普通のヒルクライムは出発点が海抜0メートルということがありません。例えば富士スバルラインですと標高1000メートルくらいから始まりますので、実質的な上りは1300メートル程になります。インチキっぽい(笑)。その点富士山スカイラインは0メートルから2400メートルという、マゾの極致の様な上りっぷりが楽しめる(苦しめる)のです。今までの経験では大弛峠の獲得標高2000メートルの為若干の不安はありますが、チャレンジしてみることに。 自宅を05:00に出発。首都高速、東名高速を走ります。御殿場を過ぎると4月に開通したばかりの新東名へ。新しい道路は広くて綺麗で素晴らしいです。最高速度って何キロ?と聞きたくなる速度で皆が飛ばしていました。しかし私は誤解していました。今回のデポ地は富士川SAに併設されている道の駅富士川楽座でした。しかし富士川SAは新東名ではなく東名のSAでした(^^;。カーナビが古くて気付くのに遅れましたが、不安になって寄った駿河湾沼津SAで自分の間違いに気付きました。今更御殿場に戻るのもアホですので、このまま新東名を西に進み、新清水JCで南へ、清水JCで東名を戻ることにしました。御殿場IC辺りから計測すると東名だけなら44km、新東名プラス東名戻りだと86kmで、約40kmの大回りでした。しかし料金は同じでした。新東名を多く走れた分ラッキーでしたかね(笑)。ただ駿河湾沼津SAからは濃霧に覆われていて、あちこち雨も降っており、ヒルクライムができるのか心配になってきました。 富士川SAのスマートICで高速を下り、道の駅富士川楽座到着は07:15。富士山は完全に雲に隠れていますし、どんよりした空でちょっと不安。 07:54に富士川楽座を出発。まずは富士川沿いに海へ向かいます。向かうは田子の浦。万葉集収録、山部赤人の「田子の浦ゆうち出でてみれば真白にぞ 富士の高嶺に雪は降りける」で有名な田子の浦。この時期では富士の冠雪はほとんどないはずですが、美しい浜辺を期待してGO!! 堤防の道を走ったら行き止まりになったりしながらも海岸に到着。 あれ? あれれ? え? という具合に、海岸は高さ10メートルくらいの堤防で覆われていましたorz 浜は荒れ放題ですし、波打ち際には消波ブロック。酷すぎる… 田子の浦港の外側に広がる公園に到着。公園は浜辺から10メートルくらい高い場所にあります。そこから見下ろす図。 海抜0メートルからのヒルクライムを標榜する以上、とにかく浜辺へ下りてみました。砂浜は石がゴロゴロしていますし、消波ブロックで波打ち際に行けませんし、テンションが著しくダウンしました… まぁ考えてみれば、駿河湾に浮世絵の世界を期待していた様なもので、自分が悪いのです。 気を取り直してヒルクライム。まずは富士宮駅を目標に走りますが、地方の幹線道路にありがちなパターンで、道幅が狭いのに交通量が多くて精神が削られました。それでいて微妙に上りですから体力も削られます。 漸く富士山本宮浅間大社に到着。参道前の駐車場端に駐輪し、お参りすることに。まずは参道。 本殿。朱塗りではありますが、意外に派手さはなくて好感。ヒルクライムとダウンヒルの無事を祈願しました。 静岡県道180号富士宮富士公園線は浅間大社を過ぎるといきなり急勾配になりました。市街地の自動車によるプレッシャーはないので精神的には楽ですが、肉体的には地獄(笑)。それでも涼しいことが救いです。 富士山スカイライン周遊区間富士宮区間起点。いよいよ富士山スカイラインです。 靄が出てきましたよ。 この直後表富士グリーンキャンプ場のカフェが見えましたが、改装中でした。調べてみると、富士宮地震以来閉鎖されていた様です。自動販売機もありません。うーん、水の補給がしたいのですが… 50メートル先が見えませんよ。 14:23、富士宮区間終点。この先は御殿場区間となります。ここで左折すると、いよいよ登山区間。 左折する所にある案内板。ここから13kmで約940メートル標高を上げるわけです。平均勾配7.2%ですか。 しかし富士山スカイライン登山口ゲートはこんな状態。雨は大丈夫なんでしょうか? 二合目。濃霧は場所により発生しているみたいですね。それはさておき、この辺で既に飲料水の不足に重大な危機感を感じました。富士山に川はないし、売店でもない限り飲料の補給ができないはず。涼しいので喉の渇きが少ないのが救いですが… 楽に50メートルは視界がありますから、雨の心配をすっかり忘れました。 三合目。既に水は一口あるかないか… 富士山スカイライン [2]に続きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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