大澤一彰テノールリサイタルKazuaki Osawa, tenor with amazing high notes!
Photo:©Shevaibra, Courtesy of Mr. Osawa
ピアノ 本田聖嗣
2014年2月24日(月)
東京文化会館 小ホール
ドニゼッティ:「連隊の娘」より 「友よ、今日はなんて楽しい日!」
ベッリーニ:「清教徒」より 「愛しい乙女よ、あなたに愛を」
ピアノ・ソロ)
スカルラッティ・ソナタより
ヴェルディ:「リゴレット」より「女心の歌」
プッチーニ:「ラ・ボエーム」より「冷たき手を」
ピアノ・ソロ
スカルラッティソナタより
ヴェルディ:「アイーダ」より「清きアイーダ」
休憩
マスカーニ:「カヴァレリア ルスティカーナ」より
「シチリアーナ」
「母さん、この酒は苦いね」
ピアノ・ソロ
レスピーギ「リュートのための古風な舞曲とアリア」より
ディ・カプア:♪オーソレミオ
トスティ:「マレキアーレ」
「暁は光から」
ピアノ・ソロ
スカルラッティ・ソナタより
カルディッロ:「カタリ・カタリ」
ガスタルドン:「禁じられた音楽」
Encore
プッチーニ:「トスカ」より♪星は光りぬ
プッチーニ:「トゥーランドット」より「誰も寝てはならぬ」
ララ:グラナダ
アマポーラ
終了
テノール:大澤一彰
ピアノ:本田聖嗣
***
いや〜驚きです。日本にもこんなテノールがいるとは‼
2013のNHKニューイヤーで生でお聴きして以来ですが、このようなベルカント系とは知りませんでした。
まるでセルソ・アルベロとホセ・ブロスを足して二で割ったみたいなテノールです。
HighCis まで出しました。
HighC は余裕のよっちゃんでMAXの音量で長く伸ばすことができます。
最初にもうメザミです。普通ありえません。
HighCの10回連発完璧です。
2曲目がアテオカーラ
HighCis です。すごい。すごすぎる。
そしてラドンナエモビレ。
HighC 楽々
そして、
冷たい手を
これもすばらしかった。
チェレステ・アイーダも完ぺき。
ヨハン・ボータかと思っちゃいました。
休憩後
トウリッドウ
これが芝居入ってて1番良かったです。歌いこなれていました。
あとはイタリア歌曲オンパレード どれも素晴らしい。
アンコールは4曲も大サービス。
星は光りぬ
ネッスンドルマ
グラナダ
アマポーラ
グラナダは最後にHighC 3連発。すげえ〜
アマポーラもHighCの一つしたぐらいの音程を入れてきたりして いやいややってくれるじゃないという歌唱でした。
お疲れ様でした。
清教徒 やって欲しいですね!
重いのは歌わずベルカントに徹するべきかもです。この声は財産ですから。