テーマ:歴史の足跡(74)
カテゴリ:名所・旧跡
今回はちょっと足を延ばして足を延ばして栃木県の足利を訪問しました。 訪れたのは日本最古の学校といわれている足利学校です。
最初の「入徳門」を潜ると大きい孔子像がお出迎え、足利学校では儒学を主体として いたので、孔子と縁の深い所でもあります。 学校門を潜ると大正4年に建てられた遺跡図書館、字降松(かなふりまつ)と 呼ばれる松の木が。字降松は学生が読めない字や意味の解らない言葉などを紙に 書いてこの松の木に結んでおくと翌日にはふりがなや注釈がついていたことから 「かなふりまつ」と呼ばれるようになったそうです。 「杏壇門」の奥は孔子廟で、これも現存する孔子廟としては日本最古。
校舎や台所として使われたのが方丈と庫裡です。 足利学校の始りについては奈良時代、平安時代、あるいは鎌倉時代と諸説あり はっきりしていないようです。 方丈の中にも孔子像がありますが、徳川家とも縁のある場所で家康はじめ、歴代将軍 の位牌もありました。 広間には漢字試験の問題が用意されていました。でも問題が出来なくてもOK!自学自習 なので納得できたら卒業だそうです。当時も自学自習が基本だったようで、これが本来 の学問のありかたかもしれませんね。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[名所・旧跡] カテゴリの最新記事
|
|