まだ三合目
最近は株価の急上昇によって短期間で利益が出過ぎて今までに無いほどの違和感を感じておられるバリュー投資家の方々も多いと思われます。私も利益確定をいつ行おうかと思案している毎日なのですが、そんななか昨日新築4階建てアパートを西日本で初めて木造で建設した物件を見学に行ってきました。4階建て以上になると普通は鉄骨かRCになるのですが、強度的・防音的にも問題なく見栄えもほぼ変わらずそれが木造となれば建築費も大幅に抑える事ができて減価償却も早く落とせる事になり、不動産投資家にとってはかなり画期的な建設方法だと思えました。これならば中古だけでなく新築アパートも視野に入れるのはアリです。そしてその会社の社長さんと話した時に株についても話題が広がり、次の様な内容を話しておられました。彼は10年程前から株をそこそこの量で売買していたのですが、2006年から下がり続けてサブプライムショックの頃に我慢出来なくなって株の売買を止めたそうです。私はそれからもずっと我慢し続けてリーマンショックや原発パニックの時に全力買いを強行したと話た時には『天才か!?』と驚かれてしまい、そんな当たり前の事がそれ程に珍しい事なのかと逆に私の方が驚いた次第です。恐らく、この社長さんが一般的な株式投資をしている人の姿そのものなんだと思えました。そんな彼も最近ようやく株式欄を見て安心できるくらいになって来たと言ってました。やはり株が急騰したとはいえまだまだ三合目くらいかなと感じます。ピーターリンチのカクテルパーティー理論で言うと第二段階ってところでしょうか。バブルと言うには程遠いのでまだまだ強気で良いかなと思いなおし、フルインベストで暫くは続けようと思います。この社長さんとはこれからも不動産投資のために付き合っていく事になりそうですが、株式投資のためにも彼からは目が離せませんね。